トランペット洗うの怠ったら駄目だ

俺の愛機、Queen Brass HINO Heavy Weight Model

ようやくこの重さに慣れてきて、ライトウェイトモデルを織り交ぜて時々楽に吹いたりしていたんだが、今は最初から最後までこれ1本でいける様になった。

それに、慣れてくるとHeavy Weightの重たい音色なのか、思いっ切り息を入れても音が割れないし、入れた息が全部音になっている気がするほどなってくれる様になった。

こうなると可愛い物で、今まで闇雲に変な安物のトランペットを買ったりしていたんだが、そういうのが欲しいと思わなくなってきて、もっと上手くならしたいと思える様になってきた。

QueenBrassはもう一本ZERRO Ⅱがあって、これもとても鳴らしやすいが、俺も音色に色気を出したいなぁと思って、ZORRO Ⅱも持って行ってはいるのだが最近は出番は無くなっている。

しかし、こうなると楽器の手入れと言うのが重要で、前から気になっていた、アマドウォーターキーを息を入れてないのに、押しただけでなんか圧力がかかっているのか何か空気が動く感じがしていて凄く気になっていた。

前に、演奏中にアマドキーのボタンが戻っていないことがあって、なんか変な感じだと思ったら息漏れしていた事もあって、バルブオイルとかを挿していた。

今回、ウォーターキーを押して水抜きしても何も出ないのに、音が水がたまった時みたいにゴロゴロする様になって、一体何処に水が溜まっているのか、残すところバルブを外して見るしか無いわけだが、外して見たところ、管の水がこぼれてボトムキャップに溜まっていたのを発見した。

こんな所、水が溜まるはずは無いのだが、ピストンを抜くと管内の汗が流れ込んで来る様になっていた。

恐らく、今の気温、湿度の関係で結露みたいな事が起こっていたのでは無いかと推測しているのだが、ここ半年くらい洗わずに、タオルで作った自作の袋に入れたまま練習の時に出して、終わったら一応チューニング管だけスワブを通してそのまましまっていた。

練習用に外に出して直ぐに拭ける状態の楽器があるのでしまいっぱなしでも特に支障無く1週間はそのまま袋の中にいれていた。

そんな事をしていると管の中が錆びてしまうと思うが、ろくに手入れもせずそんな事をやっていたのでいい加減洗ってくれと言うサインを出してきたのかもしれない。

と言う事で久しぶりに洗ってやった。

一応、マウスピースも抜差管も、超音波洗浄機に入れて、アマドウォーターキーも分解して超音波洗浄に入れて、超音波洗浄出来ないのは本体だけなので、本体は風呂にお湯を張って、ぬるま湯、少し厚めのお湯でブラッシングをして、後は、シェーバー用ののアルコールとオイルの混じった髭剃用のお手入れスプレーと言うのがあるのだが、これを管内に振りかけて内部のさびを防止すると共に、消毒を実施

アルコールを含んだ洗浄スプレーで、ひげそりの刃を守る為の物だが、まぁ何となく良いかなぁと思って昔からやっている。

このスプレーを使うと匂も全部綺麗さっぱりとってくれる上に消毒が出来るのが今どきで良い

べたつく油では無いし、そもそも刃物を保護するスプレーなので金属に優しいのではと思っている。

まぁシェーバーの鋼用なので真鍮にはどうなのかわからないので、真似する人は自己責任でやってくれ

このスプレーほのかなレモンの香りで匂うかに負わないかのうっすらとした微香性で、髭剃は鼻のしたに付けるのでかなり上品な香りがあって、楽器に使うには丁度いいかと思っている。

無論、もっとも大事なのは、髭剃用で体にも影響は無く、その点は非常に安心な管内の保護になっていると思うのだが、楽器メーカーからこの手の管内を保護するものって1つも無いのが不思議だ。

そもそも管内を保護する必要は無いと考えているのかも知れないが、これはおいおいって思っていて、楽器を長年あらずに使っていて、管内の空気を吸い込んで死んだ人がいるって知らないのかなぁ?

一応、管楽器でそれはバグパイプなんだが、イギリスで起こった事故で、バグパイプ奏者がバグパイプないで繁殖した菌を吸い込んで死んだと言うのをネットで検索すれば出てくる。

まぁバグパイプってどうやって洗えば良いのかわからないが、少なくともトランペットは楽器の中でも一番洗いやすい楽器で、そもそも真鍮は銅と亜鉛の合金なので人体には猛毒の硫化銅とかそう言う緑色の錆が出たりするが、こう言うのがボディーブローのように肺に溜まっていそうで怖い。

なので、時々はペンライトみたいなもので管内を照らしてサビが出てないかチェックしている。

特に、2番の抜差管って短いのだが案外日頃抜く事がない部分なので、自分の楽器の2番抜差管の中を見てみると汚れのほどがわかる。

1番と3番は比較的動かしたりスワブを通したりするものの、2番の抜差管はメンテナンスしてなかったりすると、案外錆びていて、緑色のさびが出ている場合があるので要注意だ。

ま、そんなとき管内が気になったらブラウンの洗浄スプレーはおすすめだけど、自己責任でどうぞ。

一応、参考までに俺は最初からなにも考えずに、普段からシェーバーで使っていたのでためらいは全く無く、今はブランもシリーズ9で洗浄機付きのを使っているが、それでも偶に刃にかけたりしている。

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