三線同好会に参加してみた

だいぶ前に買った三線で蛇革の一番安い強化張りのにして確か5万円にしてもらった。

余り変なのは流石に気が引けて少なくとも蛇本革張りならなんとか形にはなるだろうと言う事で、沖縄人の俺が持っていても、持っていて当然の三線と言うべきなんだろう。

で、実はトランペッターの俺は弦楽器はこの三線がはじめてて、ギターさへ弾いたことが無いのに三線を手にしている。

これは、今度のコンサート曲に涙そうそうがあるので、そのイントロを三線で演奏すると言う暴挙な演出が出来たら面白いだろうなぁと言うだけで買ったんだが、当然弾けないわなぁ...

ただ、音楽やっている訳なのでトランペットも三本ピストンだし三線も線は三本なんだからある意味おんなじだと言う安易な考えは事故の元だった。

確かに三本なんだが、それぞれチューニングのベースがわからんし、ギターみたいにフレットだっけか、印が無い。

一体何処を押せば良いのやら、ネットで調べて寸法があったのでその寸法位置にシールを貼ってある。

なので、そのシールの位置でドレミファソラシドがならせれば取りあえずはと思ったので、やって見たわけだが、弦のチューニングって意外に面倒で慣れないと、まぁ回せば良いんだろうが加減がわからん。

そんでもって、BEBに合わせると良さそうなのでBEBに合わせたわけだが、ひいてみてドレミファが出来れば管楽器で言う所のヘ長調とかハ長調とかに合うんだろうと思う。

取りあえず演奏したいのは涙そうそうなのでBEBって書いてあったので弦のチューニングをそれに合わせて見たんだが、チューニングと言う行為、操作の意味はわかっているのでこの辺は全くの素人ではないので三線で言う所のチンダミは問題無いし、ある意味ドレミファが綺麗にとれれば良いので三本の位置づけがわかればそれで良いわけだと知った。

そして、今度は工工四と言う三線専用の漢字の楽譜で、縦に読むスタイルで右から読んで行くわけだがこれは何故かすんなり填まって、トランペットで言う運指は理解出来た。

そして、まずは指の範囲を無視してパソコンのキーボードを押すかのごとく工工四通りに押さえて弾いてみると曲になる事がわかった。

そして、適当に指を動かして押さえる物の、弾きたい弦を弾いてないとかちゃんと押さえたつもりが隣の弦だったとか、これはなかなか難しい。

そして、しばらく放置して今日、初めて三線同好会なる物に参加して勘どころを教えてもらいに行った。

すると、構え方と指の使い方を教えてもらったらなんと、ものすごく楽に演奏出来るでは無いか。

二時間ほど練習したらなんとか曲、涙そうそうっぽくは聞こえる程度には弾けるようになった。

なるほど、指の運びが完璧なら弦楽器は弾ける様である意味、トロンボーンをやっていて良かった。

トランペットは運指がピストンを押すか押さないかで凄く判り易いが、トロンボーンは大体の位置でポジション的には管楽器は全部同じなのでトロンボーンも6パターンしか無いし、0.5刻みで長さを調整するのはトランペットと同じで、トランペットの運指で言う1ならトロンボーンも1で、3のポジションまでスライドさせれば良いとわかる。

これが三線の弦も同じで、ポジションが弦毎に3つほど切ってあり、それぞれを解放、人差し指、中指、小指で薬指は使わないそうだ。

この指使いとネックの持ち方を教えてもらったら普通に演奏出来る様になったので、結構大事。

この辺が独学だと解りにくい所で、自分なりに良い感じに構えていたとは思っていたのだが直してもらったら超演奏しやすくなった。

まるで、ゴルフの構えを直してもらったみたいだ。

それにちょっと弾ける様になると面白くなるのが楽器の魔性な所で、三線、填まりそうだ。

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