一太郎2023プラチナ

名前は立派にプラチナなんてついているが、三省堂国語辞典が付いている位が真新しいだけだ。

花子においては、名前はPersonalに変わっているが2022と同じでバージョンアップは無いし、せいぜい一太郎でDIFFが強化されたのかと言う程度だろう。

それに、Just note と言うのがインストールされたのだが開いて見るとWORDのJust版でJust Office5としてWord的なツールにあたるので、Word互換なんだと思われるので使う事は無いだろうな。

もっとOneNote的な物かと思っただけに残念。

一太郎使いの俺はWordが使えないと言うかこんなんで良く文章書けるなぁと思うほど使いにくいのがWordでそれもそのはずで、タイプライターがベースのWordとワープロがベースの一太郎ではそもそも作りが違う。

仕事柄Office系ツールは主にExcelを使うハメになっているのだが、もはやExcelは表計算ツールでは無く、仕様書作成ツールと化していて、使い方まちがって広まっているのが気になってしょうがない。

俺自身が仕様書を書く場合は絶対にExcelは使わずMindEditorを使う。

MindEditorも色々あるが、俺が好きなのはMindMapleで何故こう言う素晴らしいツールを使わないのかと思うのだが、学校でプログラムとかITを学んだ連中はとにかく保守的で新しい物を取り入れる能力が無いからに過ぎない。

その証拠にEditorと言えば未だに「さくら」なので、基本的にさくら、A5mk2、SVNを使っている3拍子揃ったSI屋はとにかく仕事が出来ないと思った方がいい。

ソフトウェアに対する思いが全く無いサラリーマンエンジニアモドキに過ぎず、まぁ能力なさ過ぎで笑ってしまうほどなんだが、世の中そんな連中が作ったシステムが横行しているので商売も成立しているんだろうな。

とにかく気になるのは、無駄な事が多すぎて嫌いだ。

簡単な話、何かを操作していって分岐するような操作があったとき、そもそもその操作を出来なくすれば良いだけなんだが、ボタンを非活性にしないので押した時のエラー処理を追加すると言う馬鹿な事をしている。

押せなきゃエラー処理も要らないわけなので無駄なエラーダイアログを表示する必要は無くテストすることもない。

ところが、わざわざ押せるようにして、テストに○○の状況で押した場合はエラーメッセージが表示されることとか無駄なテスト項目を追加している滑稽ぶりだ。

こんなソフト作っている所はまぁ最低最悪の環境で開発するしかないと言う訳だ。

日本のSI屋が積極的に一太郎とかMindEditorで仕様書が書けるようになればと願っている。

で、一太郎2023がWord形式に変換した場合の評価をやってみた。

この文章をWord形式で保存してWordで開いて見た。

画像の文字回りが制御出来ず、画像が重なってしまうが、まぁこのくらいの修正で済むなら問題は無いし手間もかからない。

これは、JUST noteで開いても同じで、一度修正してから保存する必要がある。

JUST noteと一太郎も互換性がなく、JUST noteはWord互換で動作するのでJUSTシステムの製品でありながら一太郎への配慮は一切感じられない。

と言う事は恐らく、ジャストシステムがOFFICE互換を作っているソフト屋を買収したんだと思う。

そして、ブランドだけ貼り付けてJUST OFFICEなる物をこしらえたんだろう。

となるとベースはKINGSOFTT辺りのOFFICE製品なのかもしれんなぁと思ったりしている。

ただ、問題はご覧の表示方法で2ページ表示にした際、WORDは拡大出来ない使いにくさ。

一太郎もJUST noteも2ページ表示であっても自由に拡大縮小表示が出来るのだがWORDは2ページ横並びモードにするとZOOM系が非活性になって使えない。

WORDはこういう所が駄目なんだよ。

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