さすが中国品質

時計のステンレスベルトに一緒に付属していたベルトの駒のピン抜き治具なんだが、バキッとでかい音がしたのでベルトが破損したかと思ったら治具が折れていた。

幸い、2本買ったのでもう一個は無事使えるのだが、ちょっとビックリしたぞ。

これ折れる?

目的は果たせたので用済みだし、置いておいても使い道が無いので良いけど、本体はまぁまぁの品質でここ最近の中国品質にビックリ仰天しているなか、流石におまけでつける様な物には一切の妥協を挟まず粗悪品を忍ばせるあたり、さすが中国品質で合理的だ。

どうせ廃棄される物にまで品質を拘らず本体にのみ注視する合理的な考えは好きだ。

このプラスチック製品は射出成型で作っているので金型がある用だが、専門用語でヒケと言って平らな面が少々くぼんでボコボコしているのは射出した際の圧力が足りないので樹脂がしっかりと金型の隙間に回らず強度が著しく落ちてしまう成形になっている。

これは、俺がベルトをずらしてしまったせいで、面を押す状態になったのでそのままピンを押すネジをぐりっと回してバキッと折れたわけだ。

まぁ使い方が悪かったわけだが、折れなくても良いのにおれちゃったわけだ。

まぁ俺の使い方が悪かったのは認めるが、ちょっとこんな角張った単純な製品が折れるなんてどんなプラスチック使っているんだと思った。

俺も10代の頃は射出成型で品質管理やっていたので、この辺りの事は把握している。

昔々U4と言うラジカセの筐体を作る仕事をしていた時、射出成型の事は良く知っている。

こんな製品、そうそう折れるもんでは無いはずなんだが使い方が悪いと駄目だな。

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