ここ最近の填まり事情

前から持っていたルービックキューブが全く動かず、シールも剥げてきて良く解らなくなったのでどっかで売っていた「競技用」って書いてあったキューブを買ったのだが、これがテンでデタラメのおもちゃで、空洞で回すと直ぐにひっかかって崩壊した。

しかたなく、公式のルービックキューブV3とをTポイントと交換してようやく普通に回せるキューブで遊んでいたのだが、もう少し早く揃えたいと思って小学校以来久しぶりにキューブ事情を検索してみるとなんと3.7秒とか信じられない速度で完成させている動画を見たのだが、公式キューブではなく、なんかおもちゃみたいなキューブを回していた。

それがGANキューブと言う物らしく、磁石付で回しやすいと言う事なのだが、そんなの触ったこともないので一体どんな物なんだろうとAmazonで探してみた。

そして、この千円の競技用と言うキューブを買って見たらなんとも回しやすい。

しかもマグネットと言うのは立方体を維持してくれて真四角になった位置でピタッと収めてくれる機能だと判りかなり回しやすいので驚いたわけだ。

こうなると、今まで公式の「ルービックキューブ」に拘っていたのだがメガハウスのルービックキューブじゃなくても良いんだなぁと言う事でしばらくハマっていたのだが、情報を見れば見る程GANキューブが際立ってきたので色々と調べてみた。

すると、今はGAN13と言うシリーズが最新らしいのでそれを買おうかと思ったらAmazonで9千円もする。

いきなりそんな物を手にしてまがい物だったら嫌だなぁと思ってGANキューブのエントリーモデルをさがした。

それがこのGAN 356M Lightで調整する部品が無い廉価版を見つけて、Amazonなら即日配送と言う事なので、MOYUのキューブとどう違うのか気になって買ったのだが、なんともゆるゆるで最初はあっさりと崩壊させてしまった。

しかし、このスピードキューブと言う世界はこう言うキューブで成り立っていると知り、自分なりにちょっと調整したり、トランペットで使うバルブオイルがシリコンオイルで楽器用のオイルなので安心安全でバルブオイルなので粘度の種類もあって試してみるとこれがなかなか良かった。

公式のV3にも使って見たのだが、ものすごく回しやすくなったが、スピードキューブとは別物でメガハウスはこう言うキューブを出してないだろうと思ったら、なんとルービックスピードキューブエントリーと言うのがその手のキューブらしいと知ったので、これはdポイントと交換してきた。

これはちょっとビックリで、公式のルービックキューブで有りながらかなり弱いが一応、マグネットも使っていてゆるゆるなキューブが存在していた。

しかし、調整はほぼ出来ず、ネジは最初から目一杯回して底付しているのでこの緩さを強くする事は出来ずこのゆるゆる状態で使うしかないが、バルブオイルを挿して滑らかに回る様にしたところしっかりとGANキューブやMOYUキューブみたいに回せる様になったが、100g越でかなり重いキューブだったわけだ。

しかし、公式を回したいと言う欲求は満たすことが出来、その上慣れてくるとなんとかそれなりに回せる事もわかり、V3の方も使い込むことである程度回せる様になってきたので基本はルービックキューブを小学生の時に覚えたCF法でチマチマと出来る様になり、まぁ1分はまだ切れないが1分20秒でなんとか揃えられるようにはなってきた。

しかし、こうなるとマニアックな俺としては、スピードキューブを一通り揃えてみたくなってしまい、とうとう注文してしまった。

Amazonで買うよりはちょっとだけ安いのでAliExpressで注文したので手元に届くまでは10日ほどかかるので待つしか無い。

ただ、他のメーカーも安くて良い感じで特にMOYUが気に入って、それぞれのメーカーのそこそこ良いキューブも注文してみた。

MOYUではGANの356M並みの価格でボールコアのマグレブがあったのでこれを注文してみた。

そして、もう一つトルネードキューブと言うものでQiyiと言うメーカーのトルネードV3をチョイス!

そして、Qiyiのこれも良さげだったのでロゴも違うし子会社なのか良く解らないがQY M Proと言うシリーズを注文した。

そして、MOYUのこれもロゴ違いで良さげなのにGANキューブよりは断然安いのでチョイス

後は、リュックにぶら下げようと思ってGAN 330を注文してみた。

この小さいキューブだが、結構普通に遊べるみたいで、ちょっと楽しみにしている。

とまぁこれだけ有れば十分遊べるし何処が良いかとかどうにも人の意見やレビューは鵜呑みにしな派でやはり自分で確かめる性格がこんなところに出てしまう。

後は、取りあえずコンスタントに1分程度を目指して最終的にはCF法でも30秒辺りを目指せるか挑戦してみたいと思った次第だ。

スピードキューブをじっくりと調査、研究してみると、俺みたいにCF法で揃える派は余りいないみたいで、皆一応にタイム重視でCFOP法だったかな?でそろえている様だが、これは全く俺は興味をそそられず、単なるキューブを早く回すだけで頭の体操にも何にもならないではないかと思った。

指先の早さは良いとして、タイムアタックが面白いだけでキューブを揃えるのではなく、如何に早く特定のパターンを回せるかだけではないのだろうか。

タイムアタックが出来るレベルではないが、CFOP法なるもので揃えてみたのだが、ものすごく面白く無かった。

十字を揃えて2段目のエッジと1段目のコーナーをはめ込んで最後の3段目の8個のキューブの決まった位置のパターンを実行するだけなのだ。

スピードキューブと言うのは「決まった手順」を如何に早く回せるかに過ぎず立体パズルを楽しめない事がわかって、これは面白く無いし早くなっても頭の体操にはならないと思った。

その点、CF法はコーナーを揃える所まではパターン重視ではあるが、エッジキューブを揃えるのは3つのキューブだけが移動するエッジキューブを嵌めるパターンの位置にはめ込みたい色のエッジキューブを移動させて一度に最大3個、基本は2個ずつはめ込んで6面を完成させて行くのでコーナーを揃えるとエッジキューブは12個なので、最低4回が理想だが3個いっぺんに入る位置関係は余りないので2個ずつ6回ほどエッジキューブのパターンを実行する必要がある。

その状況はまちまちで、パターン実施前にエッジキューブを自在に移動させてパターンを実施したあと元の位置に戻すと言う部分が記憶力勝負になっていて、かなり集中力を要するし、やりこまないと常に判断しながら色々な移動パターンを駆使する必要があるのでちょっと戻し方を間違えると崩壊してしまうと言う実に頭の体操になる遊び方、揃え方なのだ。

これを極めて30秒を目指しているわけだが、まぁ今の所まだまだで1分切るのがまずは目標ではあるが、最初のスクランブル状態によって色々な状況になるのでラッキーな場合、アンラッキーな場合と実にバラ付く

ところがCFOPの場合、それが無く、あくまでも手順重視で揃えるパターンは実にキューブを良く解析されていて的確なキューブの特性を把握したパターンでキューブの状態にかかわらずパターンを実行すればそろえる事ができるので目隠しをして揃えると言う事も可能になっているわけだ。

CF法はそうはいかないので目隠ししてそろえる事は余程の記憶力が無いと出来ない芸当になっている。

なので、他の人がやっているタイムアタックとは全く異なるアプローチでルービックキューブを最大限に楽しむ事が出来ているのでは無いかと思っている。

勿論、スピードキューブとしてCFOP法も並行して見てはいるし、完全コーナーを揃えた6面を作成するまではとても役に立つし、やっているとエッジキューブのパターンとしては2回で6面がそろった事もあって、そういう時はかなり自分でもアドレナリンが出たのが解るのだ。

ただ、勘違いしている人もいる様なのだが、最初に完全1面を作る必要は無く、コーナーキューブだけを完全6面として揃えてから12個のエッジキューブをはめ込んで行くと言うのがCF法で8個のコーナーキューブを揃えるまでの早さが重要となってくる。

後は覚えるパターンは1つだけでエッジキューブを嵌めていくパターンだけで、そのパターンを実行する前に散らばっているエッジキューブを探して適宜移動させてパターンを実行して自分で移動させた状態を元に戻しと言うを繰り返すのみ。

なので、6面全部が揃える対象で、6面を一気に揃える様な感じで揃えるので毎回実施するパターンは変わってくるので如何に手数を少なく完了させるか、どう回せば一番効率が良いかを常に見極めてまわしているのでなかなか1分すら切れないが、これが頭の体操と言う物では無いかと思っている。

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