色々とCUBEを分解してMaglevの機構をなんとか真似出来ない物かと磁石を物色していた。
ようやく穴あき磁石で良さそうなのを見つけたので駄目もとで注文したのだが、これが丁度良すぎた。
探していたのは直径8mm厚さ1mm、穴径3mmくらいの磁石を探していたのだがなかなか見つからないのでこれで妥協するしかなかった。
厚さ2.5mmだとMaglev化しているCUBEの磁石は1mm当たりなのでちょっと厚めでその分磁力は強いはずだ。
この磁石を付ける前に、MOYUのSUPER RS3Mを分解してルービックスピードキューブエントリーの円錐形のバネと交換してみたのだが、MOYUの方は調整してなんとかなったが、ルービックスピードキューブエントリーはちょっと磁力が弱すぎてグニャグニャになりすぎる傾向があるのでネジを締めると動きが悪くなってしまうのでちょっとゆるいなぁと思いつつ回してもやはり良い感じには回せない。
そこで、この磁石と交換してみた。
公式ルービックスピードキューブエントリーに使われているバネは円錐形の良いバネを使っている。
このバネを外して穴あきの磁石と交換してオリジナルMaglev化に成功した。
回し心地はGANキューブとかMOYUキューブとかのいわゆるスピードキューブには叶わないが味のある独特の回し心地はツクダ式を回すのに非常に向いている。
実にねっとりずっしりな感触でありながら回転自体はとても軽いが、指で弾いてもほぼ90度しか回らないし磁石のサポートは薄く、とても秒で揃える様な人たちは嫌がるキューブだと思うが、この100g越えの重たいキューブでありながらMaglev化してまでなんとか実践配備したいと思って試行錯誤した答えはこれだった。
コーナーカットも25度くらいまでならなんとかなっているし、ポップやピボットも無理矢理やれば回せるが普通に回しているくらいなら大丈夫そうだ。
当然、Maglevなのでバネ泣きはしないので静かに回す事ができる。
公式ルービックキューブが好きな人は一度試して見ると良いかもしれない。
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