Rubik’s Cubeとメタリックキューブ

今、2023年のRubik’s CubeとしてはVERSION3と言う事で基本的にはV3が現行品と言う事になる。

V2からはStickerタイプは無くなりタイル嵌め込みになってStickerの劣化を気にする必要がなくなって扱い易くなったが、更に形状もV3になって、これは、中国製のキューブによくある構造で分解するとパーツ毎にバラバラになり、単に突起をはめ込むだけの構造なので分解して磁石化も出来る様になった。

それともう一つRubik’s Cubeにはスピードキューブエントリーがあって、過去、何個かはスピードキューブ的な物も出てはいるのだが、何れも磁石は内蔵していないタイプでスピードキューブエントリーでちゃんと磁石化したキューブになった。

俺は、改造してRubik’s Cube V3は磁石化してこのスピードキューブエントリーは無理矢理分解して磁石を強めの磁石に入れ替えた。

そして、3機種ともMagulev化してみた。

調整としてはRubik’s Cube V3はMaglev化すると著しくコーナーカットを狭める必要があるが回転はとてもスムーズになる。

コーナーカット性能を上げるとちょっとネジをゆるめる必要があって、その場合何度か試したがSolveに等もPOPしてしまい、ネジをゆるめるのはやはり駄目なので、きっちり締め付けてもそれで固定出来るようにネジ山にストッパーをつければかなり改善するので後でやって見るが、今は取りあえずコーナーカット性能は落ちるが磁石化とMaglev化で快適にSolveするようにした。

で、結局POP耐性があるのはスピードキューブエントリーで、これは磁石強化とMaglev化しても、元々POP耐性が設計に込みになっているのでしっかりと回せて一番良く回せる様になった。

磁石強化する場合はパーツの内部にある磁石ポケット部分を削り取ると言う改造が必要で、削り取って磁石を強化したものの、ノーマルの軸をMglev化するかバネを少し小さいバネにすることでノーマルの磁石もちょっと弱いかなぁくらいのレベルで実用性が出てきたので磁石はノーマルでも問題なさそうだ。

それよりも、Maglev化するまでは必要無いが、V3もSPもバネが大きくて強いバネが使われている。

これがどうも気に入らなくて、当初は線径0.4mmの10mmのバネで小ぶりなバネに交換したことで回転もかなりスムーズになって、磁石の効果を感じる事ができたのでそれで完璧になった。

V3の方も直径6-8mmx10mmのテーパーバネで線径0.4mmのバネにしたらかなり良くなって、コーナーカット性能も出せる様になったので、V3はMaglev化しない方が良いとは思うがネジのストッパーが出来たらなんとかなるだろうが、0.5mm程ねじ込みをゆるめられればかなり良い性能になりそうだが今思いつくのがネジ穴にそれ以上締め込めないように何か入れてやれば良さそうだと思っている。

まぁとにかくPOPさせない事が重要で、POPすると頭がブルーになってしまうので嫌だな。

そして俺が好きなのがこのメタリックキューブでメッキタイプのメタリックでこれがなかなか綺麗で良い。

キューブの性能としてはCyclone-boyの方が断然良くて、Sengsoのはちょっとコーナーカットの性能がいまいちだが磁石の効きはかなり良い。

何方もメタリックメッキで質感は良くて何方も綺麗で良いがプレイングコレクター的には遊べるのが優先するので回せるメタリックキューブのCyclone-boyが好きだな。

このメーカーのメタリックはmacaronカラーがあったのでSengsoは通常のメタリックでCyclone-boyはmacaronメタリックにした。

ただ、Cyclone-boyを回す前にSengsoのキューブは好きなのでもう一個買って、こちらにはStickerを貼ってみた。

右上のMr.MのStickerが余っていたのではったのだが、これはメタリックの煌びやかさを兼ね備えて普通にSolve出来るのでかなりお気に入り上位にあるキューブだ。

ただ、メタリックタイプのStickerのキューブもいくつかあってRubik’s Cubeの40th記念キューブやグリッターキューブにZ-cubeのクリアーキューブのStickerがなんか汚いので剥がしてメタリックのそれも反射がホログラムっぽいシールをはったらなんかスゴく良くなった。

そして、左上の黒いのはDIYキューブでStickerを自分ではって完成させるのだが、Stickerとキューブセットで470円と言う安値でありながらキューブはものすごく回しやすくて付属のStickerではなくてメタリックのStickerを貼ってみた。

メタリックのシールタイプはRubik’s Cubeの40thと通常のメタリックシールがあって、区分けとしてはスタンドのロゴが金になっているのが40th記念スタンドでこの違いしかないのだが、キューブ自体は40thのメタリックキューブはベースがV2なんだが、回せないほど堅くなっていて最初から飾りとして作ったのでは無いかと思わせるほど回す気がしないが、40th記念ではないメタリックシール版のRubik’s Cubeはこれがなかり良い感じで回せて回すなら40th記念版は無理だと思った方が良い。

グリッター版のキューブもV2ベースだが、こちらも回しやすくて良いのだがコーナーカット性能はないので引っかかり過ぎて好きにはなれない。

この中でDIYキューブとクリアキューブは磁石が内蔵されてないので磁石化したのでかなりの回しやすさにはなったが磁石化し無ければ単なるグニャグニャでとても回しやすい部類には入らない。

他にmacaronキューブとゼリーキューブにカーボンStickerキューブなるものもあるのだが、カーボン捨カーはmoyuの97円キューブとか国内ならNEX-CUBEと言うタイプと同じでなんか収まりが悪いと言うかしっかり止めてもグニャグニャ感が抜けないので磁石化してもきっちり真四角にならない設計でこれだけは好きになれないのでカーボンステッカータイプのキューブにも磁石をいれてみたのだがなんかいまいちだった。

それよりも、ゼリーキューブとmacaronキューブは磁石化することでメインキューブレベルに昇格する優れもの格安キューブで何れも400円程度で入手して磁石化することで5千円レベルのキューブに改造できるのでお気に入りだ。

最後に俺の好物のBALLキューブでこれは磁石化しないとまぁビリヤードの球をついているかの如く回しやすくてもちょっと角度がついてしまうと何処が回ったか解らないくらい変な列が回ってしまいそーっと回さないと真っ直ぐ回ってくれないが磁石化することでかなり軽減出来る。

回し具合としては磁石化することで面を維持してしっかり回せるのでBALLキューブ好きだな。

磁石化しないBALLキューブもこれはこれで回しやすさは変わらないのでちょっと気をつけて回す事ができるならかなり面白いキューブだ。

丸ついでに俺はマーブルチョコレートが張り付いているドットキューブがあって、何れも回し心地は良いのだが磁石化することでレベルは格段に上がる。

ただ、真ん中のマーブルキューブはパーツの成形品質が悪く、平らな面の金型に組み合わせの隙間があるようで金型がへたっているけどメンテナンスしないで製造しているので段が出来ている。

この段はプラスチックではよくあるバリとは違い、面そのものに段差が出来てしまい金型の製造上、キューブの枠は金属を掘って作るわけでは無く周りから組み合わせて凹にするが、この時ちゃんと組み合わせていないと設置面に隙間が出来てしまう。

そして、射出成型の圧力を高くすると隙間に樹脂が流れ込み段が出来てしまうので品質管理でチェックして金型のメンテナンスをするのだが、これを無視して製造したか、この不良をそのまま使っているかって感じで、日本では製品にしないレベルの不良判定になるが、それが中国品質で製品化してしまうわけで折角良いキューブなのに段があってひっかかって回しにくくなっている。

そこで、この段をカッターで全部処理して平らに修正して組み直してなおかつ磁石化したので市販されているマーブルキューブより格段に回しやすくしたのだが、俺が買ったロットのパーツが不良だったのかもしれないが平らな面の段差を処理出来ない場合は物理的にひっかかって回す際にガチッとする引っかかりを力で回し続け馴染ませるか、分解して削り取って平らに仕上げるかって感じに手間が掛かる。

但し、プラスチックはやすりで平らにしない事が重要で、素人は単にやすりで削ってなんてやってしまいがちだが細かいキズをつける事になって最後の仕上げが必要でものすごくちゃんとやらないとやすりかけは大変なので素人は辞めた方が良い。

やすりでは無く、切れ味の良いカッターで削り取るのがプラスチック処理においては正しい方法で、カッターで削り取る事で面にキズをつけずに射出成型で成型された面をそのまま生かせるので滑りをキープ出来るのでやすりだけはかけては駄目だと思う。

Rubik’s Cubeも組み合わさる面に若干ひっかかるのだが、ここもやすりではなくカッターで面取りをすることで改善するのでどこかのビデオで見たけどやすりで平らにゴリゴリ削って滑りを良くするなんてのがあったが、これは絶対真似しない方が良い。

ここで紹介したのは、スピードキューバーは回さないキューブでGANキューブとかDayanとかの紹介が多いので、俺はこう言うキューブを改造してGANキューブに匹敵させるくらい回しやすくするのが趣味なのでやっている。

何れも俺がスピードキューブを始めたら秒で揃えられるレベルの回しやすさに仕上げていて、何れCFOP法で15秒程度でRubik’s Cubeでのチャレンジをやって見たいとは思うのだが、CF法でパターンをほぼ覚えないで来たので今更覚える自信はなくてCF法でなんとか30秒レベルに到達する方法を模作している。

これには、1面の完成速度、と2面目の処理でもはや揃えると言うよりも処理で揃えるのは1面だけになっているが、この1面から処理する様になれればCF法でも30秒台はいける気がしている。

ラッキースクランブルで事故記録的には45秒と言うのがあるが、このところ、色々研究して今まで90秒前後から60秒前後と30秒ほど短縮出来ているのであと30秒短縮出来れば目標達成する。

それもCF法でパターもコーナーキューブの移動する7種類程度の方法で対応しているので100通り近く覚えているスピードキューバーには程遠いが1面をそろえて2面目のコーナーを揃えれば後はたった8個のエッジキューブを揃えるだけなんだがこの処理をCF法っぽくやりたいのだ。

CF法とCFOP法はなかなかちかくて遠い揃え方なんだなぁとつくづく思っている。

コーナーを起点にするかエッジを起点にするかだけの違いなんだがなぁ...

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