PAGANI PD-1653 良いかも

PAGANのデイトナオマージュにPD-1653とPD-1644があるのだが、PD-1653が機械式のクロノグラフモドキでPD-1644がクウォーツでメカニカルクウォーツのクロノグラフだ。

ただ、入っている箱は左が1653で右が1644なので、クウォーツの方がなんか箱が易っぽい。

箱の並びと逆に撮ってしまったが左がPD-1644のクウォーツで右がPD-1653の自動巻きレインボーベゼルとなっている。

両方とも素敵なデザインでレインボーベゼルは派手かなぁと思ったが、意外に収まりが良くておもちゃに見えない所がなかなか素敵だ。

ただ、風防は何方もサファイヤガラスの様でダイヤモンドセレクターに反応するがベゼルのレインボーベゼルの部分はガラスの様だ。

このレインボーがなかなか綺麗でおもちゃに見えないのは全体の作りが良いからなんだろうな。

ただ、機械式なのは良いのだが、クロノグラフスイッチはカレンダーになっていて日付と曜日の設定に使うボタンに置き換わっているのがちと残念だがまぁ値段も値段だし十分

裏蓋もスケルトンで中のムーブメントが見えるデザインでアミアミでなかなか隠れたおしゃれで外してもその綺麗さがあってかなり気に入っている。

方やクウォーツの方はしっかりとクロノグラフ機能があって一番長い秒進は動かず真ん中のダイヤルが秒進としてクウォーツ特有の1秒飛でカチカチ進タイプで左は分刻みのダイヤルで右は24時間計になっていて、スタートボタンを押すと、長針が回り出して、リセットボタンを押すと直ぐに針が12時位置に戻る機械式クロノグラフの動きをする

クウォーツのクロノグラフだとリセットボタンを押した場合、一週回って12時に戻るのが多い中メカニカルクウォーツと言われるのはこの拘りの動きになっているからだろう。

SEIKOのVK63を使っている。

SEIKOだと遠慮してデイトナっポク作っているがボタン周りがちとダサイな。

それに、SEIKOの純正ベルトは疑似3連に見えるんだが3連なのかなぁ

SBDC033は疑似3連なので真ん中のライン部分はとなりの列とくっついていてかなり易っぽい作りになっているのでベルトを交換した。

しかし、SEIKOもここまで似せて作るぐらいならPAGANI見たいにちゃんとコピーすれば良いのにとおもうのだがここが日本人と中国人の違いで思い切った事ができない国民性を感じる。

SEIKOの時計はPANDAと呼ばれている時計で、性能はそれなりに良いのでPD-1644もそこは同じなんだが、SEIKO版はパワーリザーブがあって太陽電池採用だしスプリットタイマーでラップタイムが計測出来たりとなかなか高機能だがOEM版のVK63はそこまでの機能は無いものの、リセットボタンを押すと12時に直ぐに針が戻る機械式クロノグラフの動きをする。

裏蓋はスケルトンでは無くしっかりロゴがデザインされていて悪く無い。

しかし、スケルトンはいつ見ても時計って凄い精密に作られているなぁと感心してしまうのだが、なんでこんなに複雑なんだろうと思うんだがなぁ...

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