楽器のチューナー

昔は大きいチューナーでよくあるボックスタイプでマイクを付けてトランペットのベルに挟んでつかっていたわけだが、前に島村楽器でこのチューナーを見てギター用ではあったがクリップ式は初で試しに買って見たら案外使い勝手が良くて、譜面台にも挟み込めるしLEDの動きもなんか判り易くて気に入っていた。

ただ、トランペットでチューニングする場合B♭表示では無くてA#の表示に合わせて、これを変更出来ないのでギター用なのでしょうがないが、まぁ表示の問題なので気にせず使っていた。

で、電池が切れそうなのか突然画面が切れる様になったので電池交換したのだが、中のプラスチックの爪をどうやら折ったらしく、ぐらぐらになってしまい機能はするのだが画面の向きを正面にもってこれず、分解してみたらやはり爪をおっていた。

そこで色々修理方法を模作していたらマイクの配線を切ってしまい、あぁ半田づけ作業が増えたとおもったのだが、管楽器用のを買うかと思って検索してみた。

これが管楽器用に出されていてB♭表示なので今の楽器に丁度いいわけだが、YAMAHAブランドでもだされていて、YAMAHAのは液晶がオレンジでいまいちピンとこなかったのでKORGにした。

クリップの形状で首が持ち上がるこのタイプとトランペット用を選択するとクリップ直付けの首の無いタイプもあって、YAMAHAは長いか短いかの選択しか無いがKORGだとクリップの形状が色々選べるのでKORGのOEMをYAMAHAで出しているのかとは思うが、液晶がカラーなのでKORGの方が高いのだろうと予測している。

まぁ元々KORGを使ってきて今更YAMAHAにすることも無いだろうと思ってちょっと高くなるが、液晶はカラーの方が良いので管弦楽器用の首の長い方を選択した。

最終的には耳で合わせる事にはなるのだが、基本的な目安と言うか正確な音程をだす練習にベルに付けて他の邪魔な音を拾わない様にしてB♭だけではなく他の音も確認するのに役にたてている。

しかし、良くトランペットで3番スライドを無条件で伸ばす人がいるわけだが、実際にチューナーを付けると出さないでピッタリ合っているので俺は3番スライドを使ったことが無いのだが、周りがちょっと延ばして低くしているとここも合わせる必要が出てくるわけだ。

ちゃんと合っているのにわざわざ低くされるのに抵抗があって、Cの音もちゃんとチューニングしているのかはなはだ疑問だ。

楽器は定評のあるQeen brassのHINOモデルなので低い音はとても良い感じで響いてくれるお気に入りの楽器でギャンギャンなる響くBACHとはちと違うが、合わせようと思えばマウスピースを換えれば良いのでそれで調整しているが、マウスピースを周りのBACHに合わせるようにしても低音の重厚感と言うか響きはHINOモデルはなかなか気持ち良い。

このところ、楽器を買おうとはもう思ってはいないが、Xenoとか良いなぁとは思うがなんか10万くらい相場が高くなっている気がしてならない。

前は30万もあれば良い方のトランペットが買えたのだが40万の予算が必要になっているな。

楽器が高いのはちょっと手が出ないが、俺自身楽器の所有欲は無くなってもうあんまり欲しいと思うものが無くなって、一通り揃って結構満足している。

AW-LT100Mをラッパのベルに付けるとこんな感じで装着出来るが、この状態でマーチング的な動きのある演奏をすると恐らくどこかに飛んでイスタンブールになるだろう。

トランペット、トロンボーン用はLT100Tと型番の最後がTになっている物が相当していて、クリップにチューナーが直に生えている形状になっているが、Mはマルチ対応と言うことで、首が長い分、色々な楽器に装着する事を想定している様だ。

俺も、普段は譜面台のシャフトに挟み込んだりしていて、マルチに使いたいのであえてM型番を選んだが、チューナー自体はGやVを選んでも同じものだが、Gはこれまたクリップ自体の形状が洗濯挟み風の形状で管楽器には合いそうもないだろう。

表示は「B」のみで♭がついてないが、実は合っていて、B♭を出すにはちょっとプラクティスミュートを突っ込んでいるのでちょっと高くなっているんだろう。

普通にチューニングする際はちゃんとB♭と表示されるので問題無いが、それにしてもこのポケットトランペットは全くピッチが調整出来なくてチューニングスライド全部閉めた状態でも低いのでどうする事も出来ない駄目楽器なので、ちょっと演奏に持って行けないレベルだ。

後はこのチューナーは440Mhzとか442Mhzとかは簡単に設定出来るのは前使っていたのと同じなんだが、針の動きを早いか遅いかの設定が出来て、チューニングやロングトーンの時はスローにしておいて付けたまま演奏する場合はFのファーストにしておくと反応が良くなるが、まぁスロー設定で良いだろう。

後は、バックライトは2段階調整で明るくなるのは音が入ると綺麗にカラー表示してくれて3秒音が無いと暗くなる。

これは、YAMAHAの同じ形状のおそらくOEMの方は70時間と書いてるのだが、これは100時間と30時間の開きがある。

使い方にも寄るんだろうが、とにかく省電力設計で30秒でオートパワーオフする様でこの辺はもっと長くても電池は前のはボタン電池だったが、これは単4なので100時間持つ設計じゃ無くても良いかとは思ったが、まぁ100時間もあれば1年以上持つだろうなぁ。

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