つい増殖していくドライバーセット

なんか、PC関連の仕事をしていると、自作PC作成とか、パソコンのメモリー交換だのHDD、SSD交換だのと色々とネジ回しが要りようになってくる。

しかし、バイクや自動車や電化製品関連のネジは比較的大きいので何処にでもあるドライバーで大抵は用事が済んでしまうのだが、パソコン関連のネジはやや小さいし、しかも星形とか三角形とか辺な形状をしていたりしてそう簡単に回すネジが見つからない。

携帯を分解するとかも結構色々な形状のネジが必要だし、FILCOのキーボードも6頂点の星形ネジになっているので普通のドライバーでは分解することが出来ないのだ。

ノートパソコンなんかもネジが小さくて一般的なドライバーでは回せないので精密ドライバーが必要で今回も、ノートパソコンが起動しないと言うので見に行くと、ブルースクリーンでSSDを認識しなくなる故障で、これは分解修理が必要だったのだが、手持ちのキーホルダーに付けていたネジは大きくて用事をなさず、急遽100円ショップに走ってへんなカラフルな精密ドライバーを買いに行った。

そうしているウチに結構なセットがいくつもあって、どれもなんか持ち運ぶのに不便で出先でこの手のドライバーあると思うのだが俺が行くところは大抵用意が無いし、自動車工場なんかのドライバーだと普通に大きすぎて無理。

で、1つくらいカバンに忍ばせても良さそうなのがありそうなんだがなんか帯に短したすきに長し的なサイズで結局持ち歩き用のセットが無い。

そこで、1000円以下で前から気になっていたドライバーセットを思いきって買ってみた。

これ、筆箱みたいな入れ物でビットが全部磁石で張り付いていて案外作りが良いのだ。

しかも裏表で62ビットもあってこれだけあると支障は無くいし、ケースもスリムでカバンのポケットにすっと入るのでようやく持ち歩けるドライバーセットを見つけた。

ガチャベイのシールが余っていたので丁度貼り付けてみたがまぁ良いだろう。

星形と+の小さいの位しか使わないとは思うが、最近のPCは分解するのに表にネジが無くて両面テープで名盤を剥がして分解するのもあってかなり手こずるPCが多くて、そんなときにマイナスのドライバーを隙間にさしていって爪を剥がしていくとか色々とテクニカルな事をやらないと分解すら出来ないのだ。

Acerの一体型PC等、RAMの増設も出来ないPCでねじ穴は1つもないスタイリッシュなデザインになっていて、コイツが結構厄介だった。

俺も手間いらずなので一体型PCを良く導入している手前、分解くらい出来ないとなぁなんて思っていたわけだが、このドライバーセットがあればなんとか行ける気がする。

これだけのセットなのになんと700円とかで買えたので品質はどうなんだろうとは思ったが、これがなかなか精度も良くて、間に合わせで買ったセットはなんか微妙に形が辺だったり、ビットの付け根の精度が悪くて抜け落ちたり共通サイズじゃなかったり微妙に大きい小さいとかで安物は駄目だが、間に合わせなのでしょうがないと気にしてなかったのだが、このドライバーセットは中々のものでプロっぽい感じがして素敵な品質だった。

何より、全部磁石で張り付いているので、磁化しているかは精密ドライバーには重要で小さい細いネジはちゃんと管理しないと直ぐに無くなったり、本体の中に落としたりすると隙間に入って取れなくなったりと案外厄介な状況になるのだが、磁石付だとある程度その心配が解消出来るし、何より組み立てるときにドライバーにネジをセットして嵌めに行けるので便利なわけだ。

他にもピンセットも必要で、これはちゃんとした精密ピンセットのセットも用意しているので細かい作業は万全になった。

半田づけとかあると結構ブルーになって、細かいところに半田付けるのこれは普段からやっていればいいけど、極たまにやる程度だとなかなか丁寧な仕事ができない事もあって、道具は重要なのだ。

もうこれでドライバーセットを買うこともないだろう。

まぁこの辺の500円程度のセットでも十分役に立つ。

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