コロナのおかげで俺のラッパ届かず

俺の注文したZORROは二本支柱なんだが、昨年の9月に発注したものが7ヶ月経ってようやく工場から発送されたと言う連絡が来た。

台湾の工場からの出荷になるのだが、台湾でのコロナのニュースは意外に聞かないので中国本土の様に都市閉鎖とかそう言うレベルでは無いようだ。

潤沢にいって3月中の納品を期待していたのだが駄目だった。

それよりも5月中までのイベントは全部中止になったので、ある意味ZORROデビューは後回しで良かったのだが、GW前に届けば外出自粛しても家で遊べるおもちゃが届くのでまぁそれも良いかなぁと

それよりも何も、ZORROを注文したときにオプションで支柱の追加に加え、1番スライドのパッチ追加をしている。

それは、当初同じQueenBrassのHINOモデルの1番スライドに指かけリングとパッチを追加したカスタマイズを依頼した。

ところが、HINOモデルとしてのカスタマイズは一切受けてくれず、シグネチャーモデルとして日野晄正との契約に基づき販売している製品のカスタマイズは受ける事ができないと言う回答だった。

そこで、一か八か日野晄正の事務所を探し当て、メールをしてみたのだ。

これが、驚く事に2週間は掛からなかったと思うのだがちゃんと返事が来て日野事務所からもNGを食らったのだ。

なるほど、駄目なんだと思ったわけだが、ご自身でカスタマイズしてくれるところを探してやる分にはどうぞお好きなようにと言う回答も同時に得たのだ。

要するに許可する事は出来ないが、ユーザが勝手にカスタマイズする分に関しては何も言及しないと言う事だと受け止めた。

そこで再度、ZORROモデルの1番スライドにパッチを付けられればなぁと相談してみたわけだ。

元々ZORROの1番スライドをHINOモデルに挿してみて指かけリング有りの状態に出来るか確認して出来るので有れば、ZORROの1番スライドだけを注文出来るか聞いてみたのだが、そうすると、設計は全く同じなので、ZORROの1番スライドはHINOモデルでも流用出来る事がわかり、ただ、すりあわせと言う作業が必要なので製造工程において毎回各パーツを現物同士ですりあわせる工程があるのだが、1番スライドを追加しても、同時に注文したZORRO本体とのすりあわせになるので、HINOモデルとのすりあわせをしないのでそこはご自身でやってと言う事だが、その辺は得意な分野なので大丈夫と返した。

すると、もう一つ、そう言えばパッチを着けるオプションの注文型番と言うのがあって、1番スライドを注文する際最後に「i」を付けるそうだ。

あくまでもZORROの注文において1番スライドをオプションとしてパッチ付きの1番スライドを追加注文したわけだ。

俺の言うパッチと言うのはこの菅のコーナーに貼り付けているプレートの事なんだが、これなど2番スライドみたいな小さな菅にも付いていて、当然3番スライド、チューニング菅、ベルのコーナーと全部の菅に付いているのに、何故か1番スライドだけ付いてないのだ。

俺がQueen BrassのHINOモデルを気に入った一つのりゆがこのパッチだ。

こんなコーナーにパッチを着けたトランペットを今まで見たことが無くて仕事の丁寧さ、設計のこだわりを感じたのだ。

ところが1番スライドだけ付いてなくて、最初は不良品だと思って調べると、それが標準仕様と言うことだったのでオプションで無いのか聞いてみて駄目だと言う回答と言う事になっていた。

ただ、このHINOモデルを設計したHorns-labがカスタマイズを受けると言う話が来たのだが丁寧にお断りした。

何故断ったかというと、1番スライドの塗装を剥がしたりして改造するわけだからそこそこ費用も掛かるだろうし折角仕上がっている塗装を剥がして再度塗り直すと言うのも「サテン」と言う仕様上とてもややこしい仕上げなので綺麗な状態になるとは思えないからだ。

なので、最初から製造段階でその仕様で欲しかったので、直接工場に依頼したと言うわけだ。

結果、音へのこだわりがある為、HINOモデルとしては現状が完成された状態と言う事で納得したのだが、ZORROを追加注文したことで抜け道を見つける事ができたと言う訳だ。

なので、俺のHINOモデルは全部の菅のコーナーにパッチが張り付いていて、1番スライドにもフィンガーリングが装着されたカスタマイズモデルになったのだ。

まぁ日野氏が拘ったんだから何か違いがあるんだろうけど、日野氏と言えば、人間的にNGな人なわけで嫌いだ。

それに、日野さんってトランペット上手い?

なんか全く人間的にもリスペクト出来ない人に言われてもなぁだし、blue noteと契約したと言うのはスゴいのかも知れないが、blue noteってスゴいのか?

と思うわけでジャズシーンで俺が思うのはウィントン・マルサリスはリスペクトするけど日野氏は橋にも棒にもひっかからないし、エリック宮城もどうでも良い。(と言うか気持ち悪い)

エリック宮城選定品なんて見たら絶対買わないわ。

あんなデブが息入れたトランペット吹く気にもならんがなぁ

なんか日本人のトランペッターって気持ち悪いやつ多過ぎ。

日野事務所も「良いですよ」ってあっさり許可してくれたら見方変わるのに、結局変な拘りやプライドが強すぎるんだろうな。

俺も1番スライドの事では意地になったけど、ちゃんとパッチを着けるオプション発注の型番があるんだからカタログに載せておけば良いのになぁ。

とはいえ、台湾の工場から出荷した連絡が来たのが4月15日だから4月中に届けば御字と言った所か。

せめてGW前には手元にあって欲しい

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