激辛を普通に食べるコツ

こう言う激辛食品が簡単にコンビニで手に入るようになり嬉しい限りだが、ノーマルの獄激辛はまだのようだ。

近所のCoCo壱番屋もコロナ禍の影響なのか閉店してしまい、激辛ロスのさなか、獄激辛やきそばのおかげでなんとかなっている。

ところで、激辛は敬遠される人が多いのだが、特にこの獄激辛坦々はかなり美味しい

ソースやきそばなどよりも断然獄激辛坦々推しなんだが、俺が激辛を食べられる様になったのは理由がある。

それは、20代の頃、タイ人と付き合っていて、同棲していたのだが、家に帰ると普通に唐辛子を使った料理ばかりで食卓は満たされていた。

一番驚いたのは、味噌汁の漆塗り的な日本人がみれば誰が見ても味噌汁のお椀

このお椀にトムヤンクンが入っているとどうなるかを想像して欲しいのだ。

俺は味噌汁大好きなので、何も説明無くテーブルに置かれたら、色をみて「あっ赤だしだ」と思い込んでしまった。

そして、赤だしのイメージを膨らませ、お椀からトムヤンクンをすすってしまった時のギャップ!

赤だしをイメージして飲んだらトムヤンクンだったときの衝撃は今でも忘れない。

そんなときタイ人は良くナマズを食べるのだが、タイ人と付き合っているとタイレストランに言っても、特別な料理が出て来るのだが、その中に蒸し焼きナマズが出てきた。

大皿にどーんと大きなナマズがただのっているだけなんだが、唐辛子まみれになっているのはみて解るのだが、食べると身にも辛さはしみこんでいてとにかく辛かった。

こういうのを食べていると辛さに対する耐性が養われて来るのだが、辛さは味では無いので慣れると良い。

焼き鳥なんかでもそうだが、昔お弁当やでアルバイトしていたとき、ウナギやら焼き鳥やらを焼く時、串をまわすだけでものすごく熱いが慣れてくると普通に焼くことが出来るのだが、これを暑さに対する慣れ

辛さも同じで最初は辛さは痛くてしょうがないのだが、何度も食べているとこの痛さも解ってくるので緩和してもっと辛く、もっと辛くとどんどんエスカレートしてしまうのが辛さだ。

この辛さが苦手だと言われるのは、後口で食べるのは良いが、その後舌の痛さ、辛さ感と言うのがいつまでも残ってしまい、水を飲んでも治らない。

この時、熱いコーヒーを飲んで俺は回避してきた。

辛さの原因と言うか根本はカプサイシンだと思うが、これが熱で流れやすいので、舌の上に熱いコーヒーをくゆらせることで一発で辛さが引いてくれる。

これも最初ははっきり言って痛いのだが、一度やって見ると辛さが直ぐに引いてなんとも無くなる

舌をやけどしない程度の熱さで普通にホットコーヒーをすする感じで辛さはあっという間に引いてくれる。

これで慣れてくると、後は水でもちょっと流す事ができれば普通になってくるのだ。

俺の場合はこれで若い時に辛さを撃破したので、もはや罰ゲーム的な辛さが無いと面白く無くて、激辛を求めてしまいがちになるのだが、問題は内臓で、流石に内臓は鍛えられない様で、必ずお腹を壊す。

大体食べた後10数時間後にはトイレにいける体制を整えるときに食べるようにしている。

なので、翌日仕事なら午前中までで午後に激辛を食べるのは控えている。

その激辛通の俺でも、この獄激辛のノーマルは激しくお腹が痛くなる。

腸の中を辛みが通過する感覚がわかるほど激辛で、3食くらいはそんな感じで大変だった。

今は、そうでも無くてそれすら克服してしまい面白く無いのだが、それでも薄くお腹は痛くなる。

そこまでして激辛食わなくてもと思うだろうが、填まると面白くてしょうがないわけで、誰も食べる事ができない辛さを普通に涼しい顔をして食べる優越感が凄くストレス解消になっている。

まぁコンビニで直ぐに手に入る獄激辛坦々はなかなかの辛さだが慣れると実にうまいのだ。

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