マザボを換装してDELLのXPS8930をASUSのXPS8930に切り替えた目的は、K付型番のCPUにしたかったというのがある。
当時、そこまで気にしていなかったのだが、仕事をやっているうちに、色々やりたいことをいかに合理的に簡単あっさりとやり抜けるかと言うことに集中すると、単なるプログラム屋としては意外に動画編集と言う作業は付きまとう。
もちろん、一人親方フリーランサーとしてやっているので、作業分担はないし、1から10まで全部対応している。
そうなると、アプリのアイコン作成からPDFマニュアルに動画マニュアルもつけ、製造よりもより神経を使って説明書ではなく使用方法の説明につきる。
昔、なんだか忘れたが、何も知らない先入観なしの状態で製品を渡してすぐに使えるかどうかという指標があって、その点数が90点以上じゃないと製品OEMとして採用しないメーカーの敷居があった。
何かというと、例えばなにか製品を作成したときに一切の説明なしで製品を見ただけで自然に誰でも操作できるかどうかという指標があって、このスコアが高いほど製品として合理的に作られているということになる。
ソフトウェアも同じだと思っているので、アプリを作りました、どうぞ使ってくださいと提供した際にマニュアルや説明一切なしで目的を処理できるツール、アプリ、製品と言うのが俺のコンセプトなので、そこにとにかく時間をかける。
プログラミングは単なるパソコンに指令を送るだけの決まり文句の塊で言語が違えど中身はほぼ一緒で、コンピュータからしてみると全部0と1の塊でしかなくどれでも同じだ。
なので、それを誰が使うのかという点で、RPAなどは自動運転、自動制御するのでこの製造は特に意識する必要はないだろうが、一生メンテナンスするわけではないので、その場合はいかにロジックを簡単に組み上げておいて誰でも中身を見てわかるようにコメントを欠かさない。
基本は見たらわかる、使えばわかるというスタンスではあるが、それでも一応自分自身の備忘としてマニュアルを作ると記憶に残すことができる。
その中の一つに、動画での操作説明も俺の場合は必須になっているので百聞は一見に如かずのごとく細かく動作説明も作成することを心掛けている。
なので、製造プロセスよりもマニュアル製造のプロセスが最も重要なファクターになっている。
その動画編集や画像編集などのクリエイティブな作業をする際、CPUのグラフィック性能もグラボ同様必要で、CPUのグラフィック性能は実は動画のエンコードに対して本領を発揮してくれている。
動画を編集して書き出す際のエンコードはGPUが受け持つのではなくCPUにその主導権があるのでK付のCPUにしておかないと、時間がかかって次の作業につなぐ際に遅れが出てくるというわけだ。
もともとi7だったら良いだろうと思っていただけだったので、型番もじっくりとみなくてi7 9700というCPUになんの違和感もなく値段も相まって使い始めたわけだで、それなりにパワーもあるし遅いと思ったことはない。
ただ、慣れてくると余裕が持てるようになり、さらなる高みを望んでしまう性格で、今の状態、環境を上げる方法にCPUの換装は面倒なので後回しにしていた。
そして、失敗の一つにCPUファンの換装をまずはやってみるということでうかつにやって、マザボを壊してしまったのがそもそも換装するしかなくなって自分自身を追い込んでしまったわけだ。
XPS8930の狭い筐体に縦型のCPUファンは収まらないので水平タイプが選択しとなるが、まぁケースを開けっ放しにしておけばどれでもいいが、オープン仕様で使っているわけではなく、設置場所も考慮してPCケースは閉じて運用するのが本筋なのでそれは外せない。
すると、こういうIS-30という超薄型スリムなCPUファンがあって3cmほどの高さしかないという代物
しかし、買ってみるとファン自体も薄くこれでは折角のヒートシンクも無駄に終わるのでファンは通常サイズのファンに変えて使ってみた。
いろいろなレビューを見てもあまり高い評価はなかったが、実際に使ってみるとi9 9900Kでベンチマークは知らせてターボモードはオフにしているがCPUは76度となかなか頑張って冷やしてくれている。
思いのほかずば抜けたスコアではないのだが、i7の9700の方が上回る部分もありそうだがこれで支障はない。
何よりも温度をいかに下げるかということがテーマだったのでなんか低い気はするのだがこんなもんなんだろうな。
GPUの温度はいろいろファンが協力で70度以下をキープできているがCPUの温度は上がり気味になりやすく、CPUファンという囲いに閉ざされていてGPUほどいろいろな冷却手段がとりにくく、特にXPS8930みたいな筐体だと自由度も低くやりにくいのだが、80度を超えずに保てたのでこれを基準に調子判断ができそうだ。
マザボを交換してしまったのでDELLPCではなくなってしまったがまぁ今回の大仕事は完了した。
何よりもの違いは、DELLのマザボの音声はしょぼすぎてサブPCとメインPCで同じスピーカーを使っているのだが、同じ音声を再生していてもボリュームをそこそこマックスにしないと聞こえないほど出力が低かったのだが、今は良いサウンドが再生できるようになった。
これ、DELLのXPS8930の時に取ったキャプチャーなんだが、なんかASUSに変えたら半分になったぞ
CPUもおかしいしGPUもおかしい...まだなにかあるな。
で、結局このマザボはターボブースト使えないと言う致命的な欠点が確定してマザボが悪いのが80%、CPUが悪いのが20%見たいな切り分けで、気持ち良く動作させられないと思ったので、i7 9700Kの付いているMSI Z390M S01、すなわちマウスコンピュータのG-Tuneと言うこれはバックアッププラン的にゲーミングPCをオークションで落としておいたのだが、結局これにメインPCの全部を入れ直すことにした。
Windows11Homeはデジタルライセンスしているのだが、PROはアップグレードしないとライセンスエラーが出てくるので壁紙とか交換出来ない状態だが、まぁ後でそこはやるとしていずれにしてもXPS8930のASUS化は中途半端、徒労に終わった.........
そして、マウスコンピュータのG-tuneを押さえていたのは、実は水冷だったりする。
色々試してみるとCPUもGPUもまず、70度を越えない凄く精神衛生上ナイスな出来上がりだ。
しかもケースがちょっとややこしいが、マザボの裏側も開くタイプなので非常に便利で裏からコネクタ類を中に回すのでケース内もスッキリしていてエアフローもばっちりOK
これは、XPS8930とは比べものにならない位いスッキリで配線がとにかく綺麗にまとまるので今までの黒はなんだったんだと思うほどスッキリしている。
それに、ベンチマークの比較まちがって居たみたいでエクストリームでやっていた。
そりゃスコアが低くなるわな。
メインを入れ替えてちょっとやって見たのだが1万超えのスコアが出たので当然前より良くなった。
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