革底靴の補強をやってみた

これはREGALの02DR

そして、サントーニのホールカット

俺の手持ちの革底の靴はこの2足だけで後は合成ゴム底なので先端の補強が出来ないので、革底の靴だけは補強してみたわけだ。

合成ゴムの靴先も出来ない事は無いがゴムなのでしっかりと固定出来ないので外れてしまう可能性があって、補強にならないとの事だった。

革底も、ハーフラバーを貼らずに革底のままはき続けたいので、先端の金具も厚みの薄い鉄製のものにした。

ハーフラバーを貼るともう少し厚めの格好いい金具を付けられるのだが、ハーフラバー無しと言う事で伝えると、四種類の金具があって、真鍮製と鉄製のもので、真鍮は楽器で馴染がある金属で柔らかいのは把握しているので鉄製の補強金具にしてもらった。

取り付けは、何方の靴もグットイヤーとマッケイ製法なので糸が削れてしまうわけだが、しっかりと固定しているので外れる事は無く、今まで外れてしまったと言う事も無く、仮に外れてた場合は直ぐにもって来てくれと言うことで安心して良いだろう。

この靴の修理はは大変気に入ってRESHと言う所なんだが、全国区のMisterminuteは京都にも結構店舗があるので、高島屋に入っている所ならしっかりしているだろうと行ってみたのだが、この辺の修理は別の所、工房でやるので3日かかると言われたし、そこの店員、サラリーマン職人だと想像するのだが、自分でこの辺の加工出来ないから糸が何ちゃら、釘が何ちゃらと言い訳がましくて、あんまりやる人はいないと言うのだ。

そりゃそうだ、こんな所に、この加工を依頼したくはないなと思った。

そこで、まずはマイ店舗としているREGALに行ってみたのだが、今度は、一ヶ月かかると言うし、ゴムを貼ることしか出来ないと言うし、サントーニの場合、既に釘が打ち込んであるので、無理と言われたが、店長が、100m位先にRESHと言う靴修理屋があるのでそこならやってくれると思うと言う事だったので、早速って見た。

すると、「そうですねぇ1時間位もらえますか」と「えっ?」と思った。

持って行って1時間もすれば靴の先端の補強をしてくれると言うし、両方ともOKとあっさりと行ってくれた。

だったら頼むしかないと思って2足依頼したと言う事だが、価格は2足で9900円なので一足4950円だったが、2足とも5千円かけてももったいない靴では無いのでお願いした。

仕上がりもお見事で、へたっていた靴先が綺麗になって、しかも補強された。

靴底自体は、5回くらい履いたら、オリーブオイルをしみこませ、色を入れて水牛の角でこすって平らにするので十分長持ちさせて、穴が空くのを極力回避しようと思っていると言うか、穴が開く前にオールソールする事になるだろうが、オールソールもRESHでやってもらおうと思っている。

それにしても、革底は踵よりも先に靴先が俺の場合はへたってしまい5回くらいしか履いてないのにだいぶすれていて、補強をしておかないと靴先がみっともない事になるなぁと思ったくらい弱い。

REGALの革底の平面部分自体は非常に堅くてしっかりしているのだが、先端は弱いし、サントーニの革底は予め解っているのか釘を打って最初から補強してあったことからREGALの革底もそういう風にしてくれれば良いのになぁと思った。

DRからMASTERシリーズが今はREGALの最高級シリーズになったが、MASTER REGALのソールも最初から補強した方が良いかもしれないな。

取りあえずはお気に入りの靴の修理屋が見つかってほっとした。

ただ、先端に金属プレートを付けた場合、早歩きとかでちょっとつま先に力を入れた場合にかなりすべるのでちょっと歩くのに注意と言うか慣れる必要は有りそうだ。

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