夏の風物詩、怪談もいい加減飽きてきた

最初に言っておくが「幽霊」は存在しない。

すなわち、霊能力者は全部ウソであって、100%否定出来ると言うのが合理的見地だ。

を踏まえ、1億歩譲ってまずは肯定する方法を見いだしてみる。

「見える」と言う現象は物理現象であって、「光」を反射する物があると言う事実が必要だ。

なので、霊能者が「そこに居る」と言うならば物理現象としてカメラにも人にも映る、映す事が出来ると言う事になる。

だが、映ったためしがない。(写真とか動画とかは全て合成)

そこで、「見る」と言うのはどういう現象なのかを考察すると、光の波長で可視光線の範囲に無ければ物理的に見る事は出来ない。

物理的に物を認識するのはこの可視光線の範囲である800nm~400nmの波長で無ければ見る事ができないと言うのが「人間」の目の構造と言うのは解っている。

幽霊が仮に赤外線の波長であれば、赤外線カメラに写るので、マイクロ波以上もしくは紫外線、X線カメラはあるのでその波長でも映りそうだが、ガンマ線ならカメラに写すことが出来なさそうなのでそう言う波長であれば存在しているかもしれないが、残念ながら人間の目には映らない。

なので、霊能者、霊が見えると言うのであれば、それは目で見ることは出来ないしカメラにも写せない

ではどうして見えると言うのかと言うのは、恐らくここで言うラジオ波やガンマ線に対して波長を合わせる事が出来る異常能力...いや、特殊能力の持ち主と言う事になる。

例えば、薬中患者が「幻覚」を見る仕組みを考えると、目からの信号は脳に送られるが、薬物によって脳に信号を送る仕組みにバグが発生するので「幻覚」として認識する事が出来る。

これを、「幽霊」だと認識すると幽霊が見えると言う事になるのだろう。

そう、幻覚と幽霊は同じ現象で発生していると想像出来ると言う訳だ。

有名どころだと三木大雲と言うお坊さんが幽霊を見る事ができると言っているが?言ってないのかな?匂がするって言ってたかもだが、見えると言うならば、それは薬中で言う所の幻覚を見ているのでその本人には見えていると言うのは事実なのでウソを言っているわけでは無く、一般解釈では「幻覚」なのに「幽霊」と言うからうさんくさくなるわけだ。

それに、「におい」は嗅覚でこれも物理現象なので鼻の粘膜ににおい物質が接触する事で感じる感覚だが、そこに人が感じる事ができない物質が触れた際に、目と一緒でその信号を脳に送る際にバグが発生して「焦げた匂」とかに変換されて伝わるので本人には匂っているんだろうが、それは物理現象では無くこれも幻臭というの言葉があるのかはわからないがそう言う事だと理解出来る。

何れにしても「物質」として存在するわけでは無くその個人は生物上の解明されている現象の中でそれぞれの感覚が脳に信号として送る際に、バグが発生していて幻覚、幻聴、幻臭を「幽霊」として認識していると考えると腑に落ちる。

それを誘発するきっかけが薬物中毒者なら薬物の摂取タイミングなんだろうが、薬中じゃない人がそうなるのはどういう現象なのかは、子供番組などテレビを見る際の注意として画面がちらつくなどでてんかん発作が起きるとか、俺は全くないが、花粉症みたいなもので空気中の何かのチリ、埃などで反応して起きる体質ではないのかと想像出来る。

ここまで霊媒師を否定しているわけでは無く、その行動をどう理解すれば良いのかを考察している。

ただ、言えるのは俺は花粉症じゃないので耳鼻咽喉科には行かないが花粉症の人は可哀想なくらい涙目になったりしてそれはそれは大変な状態になるだろうが、個人的な問題だと言う事だ。

良く言われる心霊スポット等は恐らくそう言う何か解らない埃やちり、若しくは特徴的な「音」が発生して、そう言う外的要因が発生する場所で、そういうのに過敏ないわゆる霊媒師がそこに行くとそれを感じ取る事が出来るのではないかと考えても良いのではと思う。

花粉症なんかも、全くそうでない人がいきなり突然症状が出たりする事があるが、そう言う霊媒体質の人と一緒にいたりすると突然そう言う症状が発生して同じ様に「見える」と言う認識が出来るようになるのだろう。

何れにしても、脳に送られる、若しくは脳で組み立てた際の「見える」と言う部分のご認識を「幽霊」だと「認識」する事なので、「錯覚」「幻覚」ではなく「幽霊」と思っている事の否定は出来ない。

が、あくまでもそれは個人がどう認識しているかと言う事であたかも存在するかの如く言うのは、俺に言わせれば薬中が、「おおおおおおおそこに恐竜がいる!」「虫が体を這い回っている」「みんなが拳銃で俺を殺そうとしている」とかその手の類いと何ら変りは無いと言う事だ。

脳の信号伝達に薬物以外でバグを発生させる、磁場とか気温とか総合的に何が要因か解らないが、何れにしても何らかの過敏症ではないかと推測出来るので病院いったら良いのになと思うだけだ。

そして大事な事は明るい時間帯で全てが見通せる時に発生しないのは何故なのか疑問に思わないだろうか。

それは、人間の心理として「恐怖心」は暗いところ、先が見えない所などで抱きやすい心の問題だからに過ぎず、また「不安」と言うのは「経験」してない事があると誰でも「不安心」を抱きやすくなるからだろう。

故に、幽霊というのは「夜」そして「墓地」「廃墟」など人が怖いと認識している場所でしか発生しない。

先にも言っているが、なぜ幽霊は服を着ているのだろうか。

なぜ音が鳴らせるのだろうか。

服は物質なので存在してないと光を反射出来ないので服を着ている幽霊はいないはずだ。

それに音と言うのは空気への振動を「鼓膜」いわゆる「聴覚」に刺激を与える必要があるが、空気を振動させるにはなにか物質が必要だが、これも見ると同様「聞こえる」と言うのは鼓膜の振動を脳に伝える事で認識出来るが、ここにバグがあると耳鳴りであったりするわけだし、耳には三半規管があって、起きているか寝ているか等の感覚を「脳」に伝えるしくみだが、ここが病気になると立っていられないとか気持ちが悪くなるとか船酔い、車酔いの原因になる。

心霊スポットで赤ちゃんの泣き声を聞いたとか言うのも音声データを脳に送る信号にバグが発生してそのように聞こえるわけで、それが恐怖心や不安心などで、蚊の飛ぶ音が変換ミスで赤ちゃんの泣き声に聞こえる可能性もあるわけだ。

そして、仮に幽霊が存在するのであれば、それは「人間」の形を果たして形成しているのだろうか。

火の玉ならまだ理解しやすくて、これも土葬時代に体のリンが空気中で燃焼する現象と言うのが解っているわけで最近は人魂と言うのはあまり聞かなくなったのは火葬が主になっているからだと思う。

今、問題の宗教においてもある宗教ではお金を貢がないと不幸になるとか、背後霊がこう言っているとか、宇宙に行ったらとか、もう超越した発想の持ち主が教祖になっているし、高学歴な馬鹿がよく騙されるのは、心理的に「えっ知らないの」と言う簡単な知らなければ恥ずかしいみたいな雰囲気の誘導尋問なんかにかけて否定出来ない状況に追い込んで行けば簡単に落とす事ができる。

俺見たいな馬鹿で合理主義、懐疑主義な人間は人の言っている事を正面から聞かずに常に斜めから聞いているので質問者の誘導に乗り遅れてしまいそもそも相手にされなくなってしまうのでひっかからない。

まぁこんな馬鹿相手にしても無駄だと思わせてしまうんだろうと思っている。

なので、幽霊は存在し得ないので怖がっている人は安心しても良い。

霊媒師の人が言ったとしてもそれは単にその人「だけ」が感じる特殊な脳のバグで存在しない幻覚を幽霊として認識している特殊な人たちだと言うのが結論だ。

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