睡眠階段の比較

左からSleepon、GT3Pro、Band7の計測値

Sleeponはスマートウォッチでは無くて睡眠時専用のデバイスでお気に入りのデバイスだ。

俺が買った時は6千円程度だったんだが、今は3倍近くに価格が上がっている。

実は、最も正確に計測出来ていると感じるのは、このSleeponで、覚醒の状態を見ると一目了然だが、この日は何度かトイレに起きているし、起床前4時過ぎは目が覚めていたがそのまま横になっていたわけだがGT3ProとBand7はほぼ全く一緒のデータになっていて起床前の覚醒状態がデータになっていない。

スマートウォッチの睡眠階段は専用のデバイスから見るとあくまでも参考値程度と言う物の、まぁ参考になるので、一応計測は両方を使っている。

Sleeponの値を信頼するのは、手首で計測しておらず指先に装着しての計測なので血流をしっかりとつかむ事が出来る点で、指先の血流で計測しているのでより精度の高い結果を得ることが出来ている。

その点、スマートウォッチの場合は手首なので手首の血管、しかも皮下脂肪を通っての反射計測なので、皮下脂肪が多ければそれなりに誤差もあるだろうし、指先の血管の密集度と手首、それも外側の部分の血管の密集度からすると指先での計測の方が断然正確なわけだ。

血中酸素濃度の計測で、Sleepsで極端な谷になっている部分があるのだが、これは計測ムラだとは思うが、この前で覚醒しているので計測中に動いていたからなんだろうと思ってはいるが指先に固定しているので案外、無呼吸状態になっていたと言う事もあるのかもしれない。

それと、GT3ProとBand7の血中酸素濃度の計測機能の差が際立ってしまっていて、以前からBand6、Band7とどうしても血中酸素濃度の計測値が歯抜けになってしまう。

これは、定時計測に失敗していてセンサーの弱さ、精度の問題でうまく計測出来ない場合があると言う事だ。

これが、GT3 Proは歯抜けが無く日中もきっちりとロギング出来ている事から歯抜けのデータは無くなった。

心拍数のデータもSleepsの細かさが際立っているがスマートウォッチのグラフも横にすればそれなりのグラフを確認出来るので、横軸の問題があるが、最低心拍数が47と48でほぼ誤差の範囲、最高は81と88でスマートウォッチは少々お高めな計測値になっている。

最後に、Sleeponの計測値はパソコンでも見る事ができるので、睡眠時のデータロガー機能はスマートウォッチの場合はあくまでも参考程度と思うのはこう言う点があるからだ。

なので、あくまでも血液の計測は指先が最も精度が高く確実にデータを収集出来るので指先で計測しているSleeponのロギングデータをベースにスマートウォッチのロギングデータを比較するのだが、それほど逸脱している様にも見えないのでスマートウォッチの計測は頑張っているなぁと思う。

勿論、睡眠時の計測専用のデバイスはワークアウトの計測は出来ないし時間もわからない。

スマートウォッチは常に手首に巻いている上、ワークアウト機能にGT3 Proの場合は潜水にまで対応しているので使い分け、若しくは計測を漫然とするのではなくちゃんと計測の意図を持って使う必要がある。

俺も当初、仕事中の居眠り病が気になってなんで異常に眠くなるのか気になったが、ダルい仕事が多い職場では頻発するが、今の様な新製品を自力で開発していると比較的弱いし、全く眠くならないときもあるが、それは睡眠の長さでも酸素欠乏でも無く、深い眠りと関係が深いなぁと思っている。

睡眠時間が短くても深い眠りの時間が多いときは眠くならないし睡眠時間が長くても深い眠りが少ないと、日中眠くなる。

このことから、意識して深い眠りになる様な事が重要だなぁと試行錯誤している。

血中酸素濃度とか寝返り回数とかそんなのは意識して制御出来ないが、深い眠りにつく方法としては、とにかく真っ暗にして無音か子守歌みたいなBGMをかけていると到達しやすいきはしている。

今回の場合深い睡眠が1時間程なのでこれを2時間程、睡眠時間が短くても長くても深い眠りが2時間程度あると案外日中眠くならない。

例えば睡眠時間がトータルで3時間程度でも、深い眠りが1時間半もあれば長くしっかり寝たのと快復力の違いはない感じがしている。

よって、いくら長く寝ていたとしても深い眠りの時間が短いと寝た気がしないのはそれかなぁと思う。

今まで漠然としていた「感覚」が数値としてわかるとなんか自分の脳を制御しやすくなる気がしていてこれも日頃の訓練のつもりで寝るときは深く眠るを心がけている。

俺がスマートウォッを使う様になったのはこの睡眠階段がロギング出来るからで、専用のデバイスと並行しながら、1日ずーっと他のデータに合わせて確認出来る便利さ優先でスマートウォッチの睡眠データも計測紙続けている。

因みに、スマートウォッチで居眠りしていた歳に居眠りの時間も計測出来ていたのにはちょっとビックリした。

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