パソコンの熱対策

メインPCのサイドパネルに12cmの大穴を空けてファンを廃棄向きに装着して使っている。

右の盛り上がっている時にPGA TOUR 2K23を3画面でプレイした際、グラボの真下に隠れて居るM.2SSDの温度グラフだが、MAX52度で収まっていた。

この時、グラボ自体は75度に到達していてグラボもこの辺りをウロウロ中、グラボのファンは全開に回っていた。

そして、グラボのサイドからは排気の熱が出てくるのだが、その熱をサイドパネルの排気ファンで吐きだしケース内の温度を安定させている。

このサイドパネルの穴開けはこの夏を想定して、G-TUNEの筐体で吸気は底面がメッシュになって良さげに思ったが、排気が背面だけと言う設計なので気になって大穴を空けたが成功したと思った。

ケースの内側にファンが装着出来れば良かったのだが、中の凹凸をしっかり確認せずに穴を開けたので、内側にファンを設置すると、吸気用のラジエータファンに干渉してしまい、ちょっとミスってしまったのだが、ファン自体をケースの外側に設置することで解消したものの外側にファンが出っ張ってしまった。

まぁケースを眺めているわけでは無いのでそこは性能重視と言う事で排気向きに設置するのがそもそもの目的だったので、サイド排気はなかなか効果が高いと思われる。

室内のエアコンがあたらない場所で30度、寝苦しいのでエアコンを入れて27度程度辺りにしているが十分この夏を乗り切れそうな感じがする。

PCケース自体の熱対策を色々やったとき、排気効率を上げる方向で検討する事が重要ではないかと思っている。

グラボの廃熱はサイドからになるので、PCケースのサイドパネルの丁度グラボの真横に大穴を空けているのでグラボの熱がこもらない様にした狙い通りの環境になっている。

鉄板に穴を開けるのは簡単じゃ無いが、ホールソーと言う工具があるので、それを使ってボール盤に装着して開ける際、ボール盤のトルクを上げてゆっくりと開けていく

その後、穴の周りにバリが出来るのでそれをヤスリで削って完成となるが、ホールソーはAmazonで安く買えるが、ボール盤は知り合いの整備工場があるのでそこで借りて使わせてもらった。

サイド排気が良いからと言ってサイドパネルを開けっぱなしで開放するとこれが意外にも温度が下がらないので気を付けた方が良い。

サイドパネルを外してしまうとより冷えると思っていたのだが、実はエアフローが崩壊してしまい基板に風が当たらずサイドに逃げてしまうため効率良く冷やせない事がわかった。

サイドパネルを空けてそこに直接扇風機でもあてるなら多少は良いとは思うが、それでも余程の風圧がないと基板には届かないので効率はあまりよく無かった。

そこで、PCケースを閉じた状態でエアフローとしての流れを設計する必要があると感じ、サイドに穴を開けたのが正解だと思う。

結局、熱の出るパーツの周りの空気を如何に効率良く動かすかが重要で、その際に冷えた風が当たるのであれば良いが、とにかく空気を動かしてやるとパーツ周りの熱が逃げるのでSSDなんかヒートシンクを付けてもヒートシンク自体にまとわりつく熱を如何に動かすかにかかっている。

PCが熱だれでグラボの温度が下がらずゲームの動きが悪くなるとか言う場合はサイドパネルの穴開けをおすすめする。

CPUは簡易水冷と言うのがあるので、そこまで心配する事は無いのだが、グラボは意外に冷やしにくくて、ファンは吸気向きに付いているので排気はサイドからと言う事になるが、PCケースに設置下場合、性能の良いグラボは大きいのでグラボ自体の周りのクリアランスが低くなってサイドで排気した熱がまたグラボのファンに吸い込まれて温度の高い熱を循環してしまい効率良く冷やせなくなる。

しかし、片方はマザーボードに設置するのでサイドと行ってもマザボと反対側の面、一般的なPCに設置する場合、PCのサイドパネルが壁になってそこに熱風をあててしまう為、またグラボに跳ね返ってしまうと言う現象になって長時間動作させると熱だれを発生してサーマルスロットリングが発生してゲームがカクついてしまうわけだ。

なので、如何にグラボのサイド側の廃熱を回収するかがポイントでサイドパネルの排気ファンが良い仕事をしてくれるわけだ。

しかし、サイドパネルはメッシュ構造のケースもあるにはあるが、ファンが設置出来るタイプはかなり少なくて、案外、グラボの熱対策は進化していない印象だ。

背面排気、天面排気も重要だが、それらは一旦熱をケース内に通す事になるので好みではない。

直接サイドから排気してしまえばケース内にグラボの熱もこもらせないので効率良く廃熱が出来るので、サイド排気に拘ったケースが良いかなぁと思ってケースを色々探してみるのだがまだ良い物は見つかってない。

それよりも廃熱を妨げるガラスパネル装着ケースが台頭していて本末転倒な状況に呆れてしまう。

熱対策と見た目はトレードオフになってしまうが、ガラスやアクリルパネルのサイドパネルでも穴が空いていれば良いが、結局ファンを設置してしまうとグラボのビカビカ光るのが見られないわけで、なんで光るのが良いのか俺には理解出来ないが、どうもこのRGBのトレンドにははなはだ疑問でしかたない。

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