QiYiはとにかく良いキューブだな。

俺がGANとかMOYUとかと並列で好きなメーカーがQiYiやDayan、Sengso、YuXinとあるのだが中でもQiYiはTornadoとかも出していて、ロゴが色々あってとても分かりにくいのが少々難でもある。

そんな中、やはりベースのキューブ自体はとても仕上がりが良いので、この手のおもちゃ全開のキューブでも、それは単に安く作っている基本の姿であって、良いキューブはそれをベースに性能を強化している様な感じなので、基本設計は仕上がっているのではないかとおもう。

中でもこのキューブは367円で送料無料で手に入る激安キューブで、俺も単に他のキューブを買う際にあと200円かそこらの追加で送料無料になると書いてあったので、適当に見繕って買っただけのキューブではあるが、色が気に入って追加はしている。

で、実際におまけ的に届いたこのキューブを回してみたのだが、磁石がないだけで、かなり仕上がりが良いキューブに感じたので、磁石を入れたらもっと面白くなるかなぁと思って実験したわけだ。

5mm×2mmのそこそこ強力な磁石で、9cmキューブには6mm×3mmの磁石を追加したのだが、この普及サイズ56mmのゼリーキューブには5mm×2mmがかなりしっくり来る位い磁力を感じる。

磁力を感じるためには回転の調整も必要で、バネ自体は元々のままで調整はほぼやってないくらい仕上がりは良かったのでそのままで十分使えている。

磁石は300個で1099円なので1個3.6円なので約173円ほどの追加で48個追加出来る。

単純にマグネット化するだけなら48個の磁石が必要でエッジキューブに2個、コーナーキューブに3個使うのでかけると48個と言うわけだ。

となると合計で540円でマグネット化したキューブを仕上げられるので、まぁ激安キューブと言えるだろう。

そして、ベースがQiYiなので、XMD TornadoやQY M Pro、QY MPシリーズなど全部回しやすいキューブで磁力もそこそこあって楽しくなるキューブだが、それらに匹敵する程このゼリーキューブも回転が似通っていて馴染んできたのか2千円クラスのキューブと遜色がなくなってしまった。

当然、回しやすくなってバネ式はコーナーカット性能はMaglevよりは良い感じになるのが分かっているのでバネの方が実は回しやすいし、バネの方が色々バリエーションを変えたりテンションを変えたりと自分好みにバネ自体をDIY出来るのであればその方が実は遊べるし楽しめる。

バネも色々換えていると線径や長さ、材質、形状などで色々回転の性質を換える事が出来るのも楽しいが、Maglev化もいくつかやったが、Maglev化した物の、バネに戻すと言う事の方が多い気がする。

元々Maglev設計のキューブとバネをMaglev化した場合とではかなり違い、色々な手持ちのキューブでMoyuの3mが唯一上手くいったキューブでこれは1000円程度の俺が一番最初に買ったスピードキューブだが、今はMaglev化とボールコアにコアマグを搭載して別次元のキューブになっていて、元々の磁石が若干弱めなのが難点だが、それでも十分GANキューブに張り合える手前くらいまでには仕上がっている。

なので、このセリーキューブも普段回しのお気に入りキューブにラインナップして1軍に面を並べられるくらいのキューブになったので良い改造が出来た。

他にも97円キューブとかネクスキューブなんかも磁石化したがさほど凄いとは思わずまぁ磁石化で元々の状態よりは整いやすいので回しやすくなった程度だったが、このゼリーキューブはその非では無く完全に3クラス上のキューブの性能そのままの回しやすさ回転サポートまで出てちょっとビックリした。

色目は複雑そうに見えるが、実はフラットな色で、半透明なのでグラデーション的に見えるが色自体は単色でグラデーションでも何でもないのでメタリックキューブほど見にくくなくて判り易いので揃えるにしても特に支障はないが多少慣れるまでその色味に気づくまでは練習が必要ではある。

キューブすきだと恐らくおもちゃみたいなキューブもいくつかは持っていると思うがそのキューブが磁石化してない格安キューブだったら数百円と手間で劇的に変貌するキューブになる可能性は高い。

この300円の9cmキューブも磁石化とバネチューンで恐ろしく回しやすいキューブになったが、この時使った磁石が先の直径6mm×3mmで若干弱いので8mm×3mmの磁石にしておけばもっと快適になったなぁとは思ったが元々ネタのつもりだっただけになんか得した気分になっている。

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