ルービックキューブインポッシブルにハマる

このキューブはまぁ揃えるのかなり難しい。

この手のキューブはスピードキューバーは回さないだろうから情報も少ないわけだが、俺みたいなCF法でチマチマ揃えるキューバーはこういうの好物なのだ。

まぁゴミみたいなキューブと言っても良いのだが実は回していると他のキューブとは違い、単に1面揃えるだけでも感動する優れものだった。

6面揃えたかと思ってもじっくり見ると赤とオレンジが微妙に違って光に当てたときにその違いが分かってしまい、最後まで揃えるのなかなか手間がかかったが、揃って光を当てて完全6面の色を確認出来たときの喜びはもはや6面揃えるのは普通の俺でもなかなか感動する。

この色、単に角度で変わるだけでは無くて同じ様な色味でいくつか構成されているので1面を作るだけなら色々なパターンで揃える事ができるが、完全6面にするには似た色のキューブに惑わされないように配置しなければならずかなり集中力が必要になってくる。

こういう時CF法で揃えていると、必要な箇所にキューブを配置出来るもののパターンを実行する際に逃がす位置のキューブがどれか分からず、そこまで判断しなければならないので厄介なのだ。

そして後半最後の詰めをやっている時でも微妙な色と戻し間違いを何度もやって放り投げたくなってくるのを我慢しつつ、また最初からやり直したり、基準面を換えたりととにかく最初は3日かかった。

延べで3時間くらいだとは思うが、3時間も連続で集中出来なかったので10分程度揃えては確認、揃えては確認と何度も繰り返すウチにまた色が分からなくなってScrambleしてからやり直したりとまぁ楽しく揃えさせてもらった。

ただ、このキューブは回すのが結構スムーズで材質の違いか構造の違いなのかV3とは回し心地が違いこれはこれで有りな回し心地なのだ。

ただ、何度もSolveする気にはなれないが、ルービックキューブ ユニバーサルデザインのキューブが同じ仕様のキューブだったのでこれを通常のSolve用に使えばこの回し心地は味わえるのでユニバーサルデザインを回している。

このユニバーサルデザインは指の感触で揃えるのが本来の遊び方だが、それはそれで難しい。

これはもはやCF法で揃えている人にしか無理なキューブで勿論目で見て揃えるならどんなキューブでもいいわけだが、折角なので感触で揃える事で脳のどこかいつもと違う部分が鍛えられるのでより頭の体操になってボケ防止には良い。

やってみると以外にこれも面白くて凹凸と色の関係、位置関係などを把握しつつコーナーキューブを3面触りながらコーナーを合わせてはめ込んで行くと言う正にCF法ならではの揃え方が良いしそれしかBlindSolveは出来ないだろうと思う。

ただ、単にインポッシブルをScrambleしなくてもこのユニバーサルデザインをSolveすることで、この種類の材質の回し心地が楽しめる。

他にも真っ黒から温度が上がると色が分かるファントムと言う珍しいキューブもあるが、これはベースがV3と同じなので回し心地に新しい感覚は無い。

40th記念のメタリックキューブのベースは2.1よりも前なのでメタリックシールになっているので、回し心地はちと堅いのでSolveを楽しめる用に改造しても良いがもったいないのでそのままにしとく。

それと、もう一つ最後にCRYSTALキューブもあって、これ、実際に回してみると意外に良くて綺麗だったのだが、以上の3つのキューブは普通には入手出来ないのだが、CRYSTALキューブは比較的新しいのでまだ在庫のある店があったのでそこに注文を入れた。

実物はヨドバシカメラで展示したものを回せたので思った様な感じでは無く凄く回しやすかった。

40th記念メタリックモデルはメルカリで4700円で買えたし、ファントムは結構探してヤフオクとかで8000円とかで値段がついていて、高ぇと思ったら北海道の個人が6700円で販売していたので手に入れることが出来た。

まぁそれぞれ定価の倍くらいになってしまったが、コレクターとして外せないので致し方ないな。

最後に、ルービックキューブエコPackageと言うのが存在している。

これは材質が再生プラスチックで作ったと言う製品で基本的にはV3と変わらないくらい回しやすい。

最後に、これはついでだが、なんかこいつだけ持ってないのもなぁと思ってヨドバシカメラに行ったときに買ったが構造はルービックキューブの2x2x2と同じでネジが1本、固定キューブがあってそれに残りのキューブをはめ込んで行くというものすごくややこしい構造でありながら超回しにくい

もっとシンプルにもう少し大きくしてくれると使えるんだがなぁ...

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