9cmキューブはどれも良い回し具合

ミニキューブの後には大型キューブの話になるわけだが、9cmは人気あるか無いか解らないが、基本的にスピードキューバーは手を出さないキューブである事は間違い無いだろう。

理由はまず、重いし、早く回せないしタイムアップが望めないと言う理由があるので、これは遊びのキューブの中に入ると思われているわけで、実際早く回すというよりももっさり回る感じでキューブの惰性を感じる独特のずっしりした回し心地で俺は好みだ。

ただ、9cmキューブはどのメーカーもネタ的に出しているのか磁石内蔵はDianshengだけだ。

ただ、この9cmキューブはセンターキューブのキャップが外れやすくて勢いよく回るので結構激しい衝撃がキューブに走るがSolveしていても必ずどこかのキャップが外れてしまいイラッとする。

それを無視すると唯一磁石ありなので普通に良いキューブだし、バネのテンションも10段階で調整で切る等結構高機能で値段も一番高い。

安いのはこのHeshuの9cmで子供のおもちゃとして販売されていると言うマジックキューブ自体が子供のおもちゃなんだがより玩具的な位置づけで323円は安い。

そして、QiYiの9cmは質感も良くロゴのバランスも良い作りで滑らかに回す事ができる。

そして、最近出たMoyuの9cmキューブは4つの中で一番仕上がりが良くてキャップも深く回し心地は磁石無しでも十分軽く回せて実に素晴らしい仕上がりだと思う。

センターキャップは左がHesu、上がDiansheng、右がMoyuで下がQiYiだが、キャップの深さを見てわかる通り、9cmの衝撃をなめているDianshengのセンターキャップは外れやすい。

このサイズだと基本的に磁石無しでも十分整って回せるので余り気にはならないが、磁石も内蔵しやすく結構強めの8mm×3mm若しくは8mm×2mmの磁石を内蔵することで完璧な9cmキューブが出来上がる。

なので、改造した場合、後出しのMoyuの9cmキューブは完璧な回し心地でこのクラス最強になった。

ただ、実は磁石化するとHesuの9cmキューブは飛んでも無く回しやすくなってこの4種類甲乙付けがたいが、改造した9cmキューブを含めるとノーマルのDianshengはキャップが外れるので最下位になってしまう。

QiYiは構造上角張っていて、コーナーカットが広げづらくちょっと狭めなので3位でMoyuが2位でHesuが1位となってしまい、この理由は材質で、ツルツルのプラスチックを使ったHesuのキューブはUVみたいで結構持ちやすくて重たいキューブになるが落としにくく表面は角張っているが内部構造が丸みを帯びていてコーナーカットの性能も出しやすく凄く快適にSolveが楽しめる9cmキューブになった。

他は材質が56mmキューブと同じなので質感は良いのだが重いのでHesuが一番良くなった。

しかし、ノーマルのHesuの9cmはまぁ堅くて回しにくくゴツゴツした感じでノーマルだと最下位だ。

改造前提になってしまうが、9cmは大きいので改造もしやすく磁石内蔵はもはや必須な俺にとって改造しがいがあるので楽しんでSolve出来るし、その回し心地感で揃える感じがダイナミックになるのでそれもせこせこして無くて揃ったーって気分にはなる。

ただ、ノーマルのHesuはお勧め出来る状態ではないので自分で調整出来る人なら一番良いと思う。

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