気分転換にと一月ほど前にポチッとしたボタンがようやく届いた。
早速装着してみたのがこれ
これはPlaytecのフリューゲルホルンだが、YAMAHAの普段使いの739Tにも装着問題なし。
この辺のボルトのサイズは世界共通なんだろうと思う。
トランペットのボタンは安いクラスのラッパのは厚みがなくて薄く、プロモデルとかになるとそこそこの厚みがあって重厚感があって良いのだが、これはたかが千円だけど厚みのあるボタンで、装着するとなんとなく高級感が出るのでとっても良い感じになった。
手触りは平らで押しやすくこれも問題なし。
千円でイメージ以外に使っている気分が変わるのはモチベーションが上がって良い。
もちろん、自己満足でしかないのだが、楽器ってそういう自己満足の塊なんだなぁ...
PLAYTECHのPTFH-300にベストブラスのマウスピースを装着してみたのだが、これだと知らない人が見たら20万くらいのフリューゲルホルンと見紛う質感でなかなか気に入っている。
このフリューゲルホルンの欠点はバルブが1~3共全部同じ形状でそれで設計上そうとう安くしているのだが、もう一つ欠点としては、購入時のままだとボタン裏に綿が入っていてクッションにしているのだが、この厚みの品質が悪く、バルブを押し込んだときに管の穴とバルブの穴にわずかながら隙間が出来る為、ピッチを合わせる事が出来ない点だ。
そこで、ボタンの裏の綿をとって、シリコンのワッシャーを入れてクッションにしていた。
シリコンのワッシャーと言っても俺の場合パソコンに使う高級キーボードの静音化リングと言う物があって、それが丁度ハマったので特になにも用意したわけではないのだがぴったりと収まって、管のサイズとバルブの穴のサイズがぴったりと正常な位置になってピッチも狂うことなく普通に演奏出来る様にカスタマイズしている。
値段的にもケースとマウスピースがついて俺が買った時は2万円しなかったのだが、安いからと言ってもとても初心者向きではなく、付属の無印マウスピースもリムが薄く内径が大きくて結構演奏しづらいので、普通のYAMAHAのマウスピースと直ぐに交換した。
最も、ボタン裏の綿を完全に外さないとピッチが合わないし、バルブのスプリングが工業用スプリングなのでこれもトランペット用のスプリングに交換する必要があるので、結構手間がかかる上に、まずは洗浄しないと管の中はススだらけでとても汚い。
これらをメンテナンスしてボタンも交換したので、極普通のフリューゲルホルンとして活躍出来る様になっている。
音も悪く無くちゃんとフリューゲルホルンの音になっていて、かなりお買い得だった。
そう考えるとマウスピースが定価2万円なので、マウスピースの方が楽器本体より高いバランスの悪い状態になっているが、そのバランスの悪さが面白くて愛着のある一本になっている。
トランペットにもベストブラスのマウスピースは格好良くて、本体はYAMAHAの6320だが意図しないのだが、なんとなく支柱無しのラッパを好んで使っている。
最もトランペットを始めたときからリバース管だったので、これもリバース管だ。
なんか自分の好きなようにカスタマイズしていると直接音には関係無いのだが、演奏する気持ちが入るので、そういうモチベーションを上げるのも良い音につながるのではないかと思っている。
楽器を裸で触るのが嫌いでカバーをつけているが、これは100円ショップでフエルトを買ってきて自作で作ったオリジナルグリップカバーでフリューゲルホルンにも装着している。
それに、バルブの中もチューニングしていて、バネは樽形のバネでバルブガイドもプラスチックの物ではなく真鍮製の金属のバルブガイドに交換していてようやくなじんで来た。
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