俺が遠隔サポートに使っているツールはRadminなんだが、これが思いのほか超便利でとにかく早い。
普通はリモートデスクトップを使うんだろうが、これだと同時にアクセスすると、後がちで先にログインしていると勝手に切断してしまう。
Radminは同時にアクセス出来てしまうのでどんだけ自由なんだと思うのだが、俺のユーザの事務所にパソコンが10台ほどあって、今まで直接リモート接続出来ないものだと思っていたので一端サーバーにアクセスしてサーバーから更に事務所のPCにアクセスする珠々繋ぎ作戦で全台リモートサポートの対象にしていた。
それは、外部から自宅のサーバーにアクセスする際も、サーバーにつないでからクライアントにつないで居た。
まぁそれでも普通に使えるのだが画面がややこしくなって間違って終了させるリモートPCを間違えてしまいツールバーがどのリモートPCの物なのか解らなくなると言う欠点があった。
そこで、なにげに別のポートを開放してクライアントのIPに割り振れるのか試して見たところ、これがなんと外部から直接自分のクライアントPCにつなぐ事ができたのだ。
と言う事は、ユーザの事務所のPC分ポートを開放してIPをそれぞれ割り当ててやれば繋がると言う事だと思ったのだが、そこにつないで居るルータがどこの管轄で管理しているのか解らず、ポートの開放設定が出来ない状態だった。
たまたま、サーバーのポートを開放していたので、リモートもそれに合わせて対応していたわけだが、色々と確認して何処業者も絡んでないという事が確認出来たので、俺の使っていたRouterを持って行って付け替えることにした。
そうすることで、ユーザのネット環境すべてを俺が掌握出来るので、ユーザにとってもメリットは大きく、俺にはすべてのネットワークを自在に管理出来るので、やりたいほうだいの環境が手に入ったわけだ。
そこで、事務所のPC分だけ、俺が把握出来るポートとIPアドレスを紐付けてテストしてみたところ、思った通り、直接ユーザの事務所のPCに接続出来る事が確認出来たのだ。
このテストも面白くて、ユーザ環境から俺の自宅のクライアントにつないで、そのクライアントからUターンして事務所の別のPCに繋がるかテストしていった。
すると、ちゃんと別のクライアントに自宅のPCから繋がる事が確認出来たので、思った通りの環境を構築する事が出来た。
ちなみに、リモート先から同じリモートでつないだPCに完全にUターン接続すると大変な事態に陥るのでそれだけはやめた方が良い。
合わせ鏡の様に、リモートでつないだPCからリモート接続しかえすと、そのリモートデスクトップにホストが表示されそのホストにゲストPCが表示され更にホスト、ゲストと無限ループになって終了させられずえらいことになった。
一体、どういう状況になったのか解らないが完全なUターン接続が出来てしまうと言う安全装置はRadminにはないのでちょっと注意が必要だ。
で、結局ポートを台数分開放する設定はちょっと面倒だが、最初にそれをやってしまえば、後々直接クライアントにつないでサポート出来るので非常にリモート接続が快適で、珠々繋ぎでもちゃんと操作出来ていたのが普通に操作出来る様になって、これで完璧な環境が手に入ったのだ。
なるほどなぁ、グローバルIPは一個だけどポートでRouterが割り振ってくれるの機能があるなんて便利だわ。
今まで結構面倒だなぁと思ったのに、これで全く問題が無くなった。
ちなみにLAN内でのポートは全部同じ設定のままなので、内部から内部のクライアントにも普通に繋がるし、外部から同じ設定のまま繋がるのでRadmin最高だ。
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